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ディスプレイの“今”が集結。『Display 2005』フォトレポート

公開日 2005/04/21 15:43
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「第1回国際フラットパネルディスプレイ展〜Display 2005」が、フラットパネル技術展「ファインテック・ジャパン」に併設するかたちで、東京有明ビッグサイトにて開催中だ。会期は2005年4月20日〜22日の3日間。

SEDブースに関するレポートは別項でご紹介しているので、こちらではその他のブースの展示内容をご紹介する。


・東芝松下ディスプレイテクノロジー

応答速度の高い「OCB液晶」を展示。応答速度は5.0msを実現しており、従来のTNモードの液晶に比べ、高コントラストかつ広視野角を実現しているという。また、水銀フリーの液晶ディスプレイや3Dディスプレイの展示も行った。

水銀フリーの液晶ディスプレイ

・TDK

複数の冷陰極管を1つのトランスで駆動可能な、大型液晶テレビ対応の多灯型インバーターが注目を集める。また有機EL技術も多数展示。カーAV向けのほか、同社有機ELが採用されたソニーの“ネットワークウォークマン”も展示されている。

多灯型インバーターを採用した液晶用バックライト

・東北パイオニア

2.4インチの有機ELディスプレイを搭載したテレビなどを参考出品。また同社の有機ELを採用した各社のデジタルオーディオプレーヤーも展示。話題の“D-snap Sudio”も同社製の0.87インチ3色エリアカラー有機ELを採用している。

参考出品の小型テレビ

・三洋エプソンイメージングデバイス

12.0インチ、8.0インチの2種類が用意された3D液晶ディスプレイや、超低消費電力を実現した低温ポリシリコンTFT液晶などに注目が集まる。また、見る角度によって異なる2種類の映像を見ることができる2画面ディスプレイも参考出展。

超低消費電力低温ポリシリコンTFT液晶を参考出品


完成品特別展示コーナー

ソニーは、表示デバイスにSXRDを採用したプロジェクションテレビ“QUALIA006”を展示。また、バックライトにLEDを採用した液晶テレビ“QUALIA005”を当時に展開した。松下電器産業は、最新のプラズマテレビ“VIERA”3モデルを展示。50インチモデルの「TH-50PX500」は、ファインテック・ジャパンから「ASVANCED DISPLAY OF THE YEAR」が贈られた。日立製作所は、プラズマ“Wooo”のラインナップを一堂に展示。55V型「W55-P5500S」はその大きさから、ひときわ目を引く存在となった。

“QUALIA006”前は大変な人だかり

“VIERA”「TH-50PX500」

“Wooo”「W55-P5500S」

(Phile-web編集部)

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