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シャープ、“亀山製”26V型液晶搭載の新スタイルPCを発売

公開日 2004/09/30 18:44
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●シャープ(株)は本日、同社亀山工場製のASV方式低反射ブラックTFT液晶を使ったAVセンターパソコン「Mebius」シリーズ、およびテレビチューナーを内蔵した液晶マルチメディアモニター3モデルを発表した。

「PC-TX26GS」

同社では、これまでノートパソコンに特化する戦略を取り、デスクトップPC製品の開発から遠ざかっていた。今回、AQUOSで培ったブランドイメージや技術を武器に、「液晶IT」という新たなコンセプトのもと、デスクトップPC事業に再参入を果たした格好となる。

ただし、デスクトップPCといっても、そのスタイルは従来のPCを大きく逸脱し、よりAV機器に近いデザインコンセプトが採用されている。同社では、このスタイルを「AVセンターパソコン」として訴求する考えだ。

Mebiusのサブブランドで発売される「PC-TX26GS」「PC-TX26G」は、いずれも12月中旬に発売。「PC-TX26GS」にはサブウーファーが付属し、内蔵メモリーも増強されている。また、Officeをバンドルするなど、付属ソフトも異なる。価格はいずれもオープンだが、GSは35万円前後、Gは30万円前後での販売が予想される。

ディスプレイ部には、亀山工場製のASV方式低反射ブラックTFT液晶を採用。解像度は1,366×768ドット。ディスプレイ部と本体部それぞれに、3次元Y/C分離などの高画質技術を採用したTVチューナーを内蔵し、2番組を同時に見たり、テレビを見ながら別の番組を録画するなど、多彩な楽しみ方が行える。また、D4映像入力端子を2系統装備し、デジタルハイビジョンチューナーと接続することも可能。

また、最大約477時間の録画が可能な約250GBハードディスクや、直接DVDディスクへの録画が可能なDVDスーパーマルチドライブを内蔵したほか、新開発のAVセンターソフト「StationAV」により、リモコンひとつで録画などのAV操作はもちろん、テレビ番組のチャンネルを切り替えるような気軽さでホームページが閲覧できる。

StationAV(左)とMedia Library(右)の画面

両モデルとも、ディスプレイ部に、ドルビープロロジックIIやバーチャル・ドルビー・サラウンドに対応した、高音質ステレオスピーカーを内蔵。さらに、上位モデルの「PC-TX26GS」にはサブウーファーを付属する。

AVデッキスタイルの本体はリビングにもフィットするスリムデザインで、ラックにもスマートに収まりそうだ。高さ約61mmで、前面にはHDDやDVDの消費量メーターや、TVチャンネル、時刻や録画・再生時間の表示、録画中のアイコンが蛍光表示されるステータスディスプレイを採用している。

【問い合わせ先】
シャープ(株)
お客様相談センター
西日本相談室 TEL/06-6794-8021
東日本相談室 TEL/043-299-8021

(Phile-web編集部)

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  • ブランドSHARP
  • 型番上記参照
  • 発売日2004年12月中旬
  • 価格上記参照