HOME > ニュース > パイオニア、DJ必須アイテム「CDJ」のDVD版、「DVJ」を来春発売

パイオニア、DJ必須アイテム「CDJ」のDVD版、「DVJ」を来春発売

2003/11/14
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
「DVJ-X1」/IEOプレジデント 内田清志氏
●パイオニア(株)は、VJ(ビデオ・ジョッキー)向けのDVDプレーヤー「DVJ-X1」を来春より発売する。価格は400,000円だ。

本機は、DJ向けCDプレーヤー「CDJシリーズ」の機能を受け継いだDVDプレーヤーで、CDJで搭載していた「スクラッチ」や「テンポコントロール」、「ループ」、「リバース」などの操作を音と映像の両方で行うことができる。

昨日(11/14)、都内にて行われた新製品発表会では製品紹介とともに、DJ、VJによるDVJ-X1を使ったデモンストレーションが行われた。発表会にはIEOプレジデントの内田清志氏が出席し、CDJシリーズのこれまでの歴史や新製品の紹介を行った。同社がクラブミュージック向けの製品の提供を始めたのは1990年からで、初代CDJを発売したのは1994年。当時のDJはアナログディスクによるプレイが中心だったため、CDJの登場は業界にとって大きな衝撃だったという。現在では世界シェア約60%を獲得しているCDJに、新たに映像再生機能が加わったのが「DVJ-X1」だ。操作系を引き継いでおり、CDJからの移行が自然にできるという。ここ数年のクラブシーンではDJのプレイにVJが映像をあわせるパフォーマンスが一般的だが、本機を使用すれば1人で両方をこなすことも可能となる。

本機の再生対応ディスクはDVDビデオ、DVD-R、DVD-RW、音楽CD、CD-R、CD-RW。SDカードメモリースロットを搭載し、ディスクごとの様々なポイントデータの記録・保存が可能だ。

(Phile-web編集部)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックやデータを見る
  • ブランドPIONEER
  • 型番DVJ-X1
  • 発売日2004年春
  • 価格\400,000
【SPEC】●再生可能メディア:DVDビデオ、DVD-R、DVD-RW(ビデオモード)、音楽CD、CD-R、CD-RW ●音声特性:オーディオS/N 115dB以上(JEITA)、全高調波歪み率 0.006%(JEITA)、CD周波数特性 4Hz〜20kHz、DVD周波数特性(96kHz)4Hz〜44kHz ●映像出力:コンポーネント映像出力1系統(BNC端子)、S1/S2映像出力1系統、コンポジット映像出力2系統(RCA端子1系統、BNC端子1系統)、プレビュー映像出力2系統(RCA端子1系統、S1/S2映像出力端子1系統) ●デジタル出力:同軸出力端子1系統(RCA端子) ●音声出力:アナログ2ch 1系統(RCA端子) ●その他の端子:コントロール端子(3.5φミニジャック) ●映像特性(水平解像度):540本 ●電源:AC100V(50/60Hz) ●消費電力:42W ●外形寸法:348W×128H×451D mm ●質量:7.3kg