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カシオ、カラー液晶搭載で300ドルを切る新型PDAを開発〜今秋国内発売予定〜

公開日 2001/06/26 15:33
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北米で発売する「BE-300」
●カシオ計算機は、カラー画面、高速CPUを備えながら普及価格を実現した、新しいPDAを開発した。9月より北米で発売し、日本でも今秋より発売する。6月26日からニューヨークで開催されるPC EXPOで米国向けの新製品を展示する。米国向け製品では300ドルを切る予定(店頭推定価格)。

本機は、明るく鮮明な32,000色のカラー画面、最新のMIPS系CPU、 VR4131(動作クロック166MHz・280MIPS)、拡張性に優れたType IIのCFカードスロット(別売りのPCカードユニットも装着可能)などを備えている。搭載するアプリケーションは、PIM、ワイヤレス通信に対応したメール、WebブラウザといったPDAとして基本的なものをはじめ、ビジネスからエンターテイメントまで、カラー画面や高性能ハードを生かした様々なソフトウェアを、操作しやすい独自のGUIで用意する予定。

OSにはWindows CE 3.0(組込型、ポケットPCではない)を採用した。同社では、この新しいPDAの開発環境を用意し、国内外の有力ベンダーに開発を積極的に働きかけていく。既に米国では、Socket社、IntraNet Solutions社、Audible社など、様々なベンダーが開発を表明しており、今後日本でも積極的に展開していく模様。

同社では、モバイル端末「カシオペア」のラインアップとして、65,000色のカラー画面で高性能な“ポケットPC”シリーズ、モノクロ画面の低価格(米国で100ドル前後)モデル“ポケットビューワー”シリーズを以前から展開してきた。今回開発した新製品を“ポケットマネージャー”シリーズとしてミドルレンジに加え、PDAのフルラインアップを完成させる。

同社では、本機の発売によって、2002年PDA市場世界シェア10%以上を目指すとしている。(Phile-web編集部)

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