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PR評論家・小原由夫&土方久明両氏が語り合う

【対談】評価のプロたちが感じたマランツ「MODEL 40n」の魅力。「夢みたいなアンプ」「“攻めの姿勢”の集大成」

2023/04/13 小原由夫/土方久明(聞き手:編集部 小野佳希)
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マランツのプリメインアンプ「MODEL 40n」。HDMI端子を装備してテレビとの接続にも強く配慮した点が奏功してか、売れ行きも非常に好調だという。日頃から数々のオーディオ機器に触れている “評価のプロ” である評論家・小原由夫氏と土方久明氏の両名に、そんなMODEL 40nの魅力を語り合ってもらった。

MODEL 40nを実際に使い、その魅力を知る評論家2名が対談

MODEL 40nは「夢みたいなアンプ」「“攻めの姿勢”の集大成」



ーーー「MODEL 40n」が登場した当時の印象はいかがでしたか?

MODEL 40n

土方 売れそうだなと思いました(笑)。

マランツって、オーディオファンには、「MODEL 7」や「MODEL 9」を始めとして伝統的にアンプづくりが上手いブランドというイメージがありますよね。

土方久明氏

一方で、今のマランツはユーザーの要望にあわせるのも上手いんです。例えばそれはHDMI端子を搭載した「NR1200」だったり、コンパクトで使いやすいミニコンポの「M-CR612」だったり。もちろん音質も凄く追求していて。

そして「MODEL 40n」ですけど、まず僕は最初にデザインがいいなと思ったんですね。取材などで実際に家へ置いてみると凄く格好いい。しかもHDMI端子もついている。

リビングのインテリアにも馴染むデザイン

それと同時に、HEOS搭載によるネットワーク再生対応で現代的な音楽ソースもばっちりカバーしていますし、AirPlayやBluetooth対応によってスマートフォンやタブレットとも親和性もいい。一昔前だったら信じられない、夢みたいなアンプですよ。音を追求しているメーカーがそういうところにコミットして、ひとつ上のクラスを出してきたんだなということで、もう全方位的に売れると思いましたね。

小原 僕は、ここ数年のマランツって、凄く “攻めの姿勢” だなと思っているんです。従来からのコンポーネントオーディオの概念みたいなものに対して、「このままでいいのだろうか」という部分から考えている。

小原由夫氏

それはマランツ独自の回路「HDAM」を開発したこともそうです。初代「HDAM」開発当時、モジュール構成の凄くコンパクトにまとめた回路を、他社に先駆けて汎用品としてやり、その後にはディスクリートDACを作りました。こうした技術的なイノベーションをずっと追いかけてきたブランドなんです。そして一方で、今度はファンクション面でのイノベーションをやり始めている。こうした部分が、凄く攻めているなと感じます。

ーーー なるほど。

小原 そのひとつの集大成が、この「MODEL 40n」だと思います。ネットワーク機能付きのレシーバーやプリメインアンプのイノベーターですよね。

イノベーターって、凄く苦労を伴うと思うんです。前例がないから「こんなもの売れないよ」みたいに言われてしまったりね。そういう意味ではリスクも大きかったのではないかと思うのだけれど、そうしたリスクをとってファンクション面でも新しいことをやり始めたし、新しいデザインも採用した。そういうところも含めて、凄く攻めの姿勢を感じます。

しかも、それがことごとく当たってるんですよ。挑戦して、さらにそれが成果として出てるというのは凄いなと。

土方 まったく同意見ですね。先鋭的だから、下手すれば保守的な層からしたらびっくりしてしまうくらいですよね。

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