HOME > インタビュー > 大人のための文化発信基地「サウンドクリエイト」。インテリアと融合するオーディオの楽しみを提案する

【PR】ヴィンテージスピーカーと現代アンプが織りなす上質な時間

大人のための文化発信基地「サウンドクリエイト」。インテリアと融合するオーディオの楽しみを提案する

2020/06/11 ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

■「買ってからが本番」。長くオーディオライフをサポートする

もちろんネットワークオーディオについては、創業当初からリンに注力してきたこともあり、DSはリリース時より積極的に取り組んできた。ネットワーク環境は家庭によって異なるため、当時から納品は必須で、数多くの納品実績から非常に長い経験とノウハウを蓄積している。ネットワーク再生は手離れが悪い、と敬遠するオーディオショップも少なくないなか、サウンドクリエイトはそこを逆手に取った戦略を試みている。


TVと組み合わせたスタイリッシュなリビングシステムも。LINNのDSMシリーズはHDMIを搭載しているため、リビングとの相性も抜群。スピーカーはDavoneのTwist
「リンのDSを買っていただいたお客様は、導入後の方がお話する機会が増えるんです。実際に使ってみた結果、さまざまな疑問が生まれたり、トラブルが起こったりしますよね。それをお客様と一緒に解決していくことで、その後の使い勝手やご感想なども聞けて、1回の納品では分からないことも伺えるんです」

サウンドクリエイトは「売って終わり」ではない。買っていただいたお客様がどういう風に使っているのか、どういうことに困っているのか、どういった不満を感じているのか、そういったコミュニケーションを密に取ることで、「コンシェルジュ」としてオーディオライフを全面的にサポートする。最近どんな音楽がお気に入りか、という話ができるのも「買ってからが本番」だからこその楽しみだという。

現在のスタッフは、社長の金野さん、創業時からの花木さん、竹田さん含め7人。お買い求めいただいたお宅には必ず納品にうかがい、インストールやセットアップまできちんとサポートする。毎日誰かしらは納品に出かけているというから、その腕は確かだ。

それだけのインストールのノウハウを持つからこそ、「いい音」のための取り組みは余念ない。電源のつなぎ方やアースの取り方など、家庭内の環境で実現可能な範囲で、時には徹夜で研究を重ねて、いい音のためのアイデアを探ってきた。

スピーカーまでデジタルで伝送するLINNのEXAKTシステムならば、ヘッドユニットからLANケーブル1本で伝送できるので、配線がシンプルなのも魅力

■新築や引越しではインテリアまるごとサポート

ギャッベのラグも、サウンドクリエイトの一押しアイテム。見た目に美しく、インテリアにマッチすることはもちろんだが、「実は吸音材としても有能」と話す。ウール100%、しかも寒いところに暮らす羊の毛を使っているため、普通の毛よりも脂質が多く、その吸音効果はなめらかで上質。家具はデンマーク家具限定だが、机や椅子、レコードラック、テレビラックなどを手がけており、新築やお引越しの際は、インテリアまるごと相談に乗ってくれそうだ。


2Fの一番奥の部屋はJBL パラゴンを設置。壁にかかっているラグもすべて売り物で、ひとつひとつ風合いが異なる
そのほかにも、お店オリジナルのアクセサリーも多数開発している。ケーブルインシュレーターやケーブルハンガーといった小物が中心だが、スタッフみなでアイデアを出し合い、個性的なアイテムを生み出している。可愛らしい二股に開くケーブルインシュレーターは革製で、「靴職人」の手作りによるものだという。

過去に店舗イベントとして「靴のオーダーメイド会」を開催したことがあり、その靴職人さんに手作りで作ってもらっているのだという。「皮の素材が吸音の役割を果たしているので、ケーブルインシュレーターとしてはもちろん、ルームチューニングにもなる一石二鳥なアイテムなんですよ」


サウンドクリエイトオリジナルのケーブルインシュレーター(なんと靴職人による手作り!)と、一推しのアンスズのインシュレーター
サウンドクリエイトのイベントといえば、哲学者の黒崎政男氏と宗教学者の島田裕巳氏による「オーディオ哲学宗教談義」を忘れてはならない。もともとサウンドクリエイトのお客さんだった黒崎氏、島田氏が意気投合して始めたイベントだが、今年1月でSeason4まで続く大人気ぶり。リンユーザーでもある2人による、オーディオにまつわる丁々発止のやり取りは、知的な興奮を掻き立ててくれる。


大人気企画「オーディオ哲学宗教談義」を担当する哲学者黒崎さん(左)と宗教学者の島田さん(右)
「コロナウイルス蔓延の影響が続きそうですから、イベントはまだしばらく難しいかもしれませんが、ぜひまた実現したいですね」と竹田さんは前向きな意欲を見せる。

サウンドクリエイトは情報発信としてブログ、Facebook、インスタグラムを活用しており、スタッフ皆で毎日更新しているという。ブログにはお客様の自宅のさまざまな納品例が登場しており、リスニングライフへの想像が広がる。また、サウンドクリエイトが考える「正しい電源のつなぎ方」やDSのトラブルシューティング「DSあれこれ」、LP12を深く知る「LP12あれこれ」など、役に立つ情報が日々更新されている。また、インスタグラムでは通常版の他、音楽専用あかうんともありスタッフがその日聴いた「音楽」を紹介しており、日々眺めているととスタッフの性格も見えてきて面白い。


サウンドクリエイトの音楽専用インスタグラム。ジャケ写と一緒の一言コメントが楽しい!
銀座という立地を生かしつつも、オーディオ的にこだわるところはとことんマニアックに追求するサウンドクリエイトは、まさに「大人のための文化発信基地」とも言えるだろう。現在は予約制となっているので(今後の営業スケジュールについては状況に応じて判断となる。ブログでの情報発信をチェック)、一度お電話し訪問日時を相談の上、お店を訪問して欲しい。

■サウンドクリエイト information
〒104-0061
東京都中央区銀座2-3-5 三木ビル本館2F 5F
TEL:0120-62-8166

(photo by 君嶋寛慶)

(協力:サウンドクリエイト)

前へ 1 2

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE