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アジア・パシフィック担当バイスプレジデント【特別インタビュー】

「進化を続けるプレミアムブランド」 − ゼンハイザー・Denise氏に聞く話題モデルの最新情報

インタビュー/ファイル・ウェブ編集部

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2013年02月14日
ゼンハイザーが昨年末に発売したハイエンドイヤーモニター「IE 800」。そのハイクオリティなサウンドが注目を集め、早くも人気モデルとなっている。さらにブランド初のヘッドホンアンプ「HDVD 800」「HDVA 600」も今年発売を控えている。今回、ゼンハイザー本社から来日した、アジア・パシフィック担当バイスプレジデントのEric Denise氏へインタビューする機会を得た。ゼンハイザーが注力する「プレミアムブランド戦略」のコンセプトや、新製品を取り巻く近況についてなど、様々な話を聞くことができた。

ゼンハイザー アジア・パシフィック担当バイスプレジデント Eric Denise氏


「IE 800」や「MOMENTUM」をはじめ“プレミアムモデル”が絶好調

Denise氏のゼンハイザーにおけるキャリアはフランス社のセールスマネージャーから始まる。2004年には同社のゼネラルマネージャーに就任し手腕を発揮。2012年1月からアジア・パシフィック担当バイスプレジデントとして活躍している。

すでにプレミアムなヘッドホンブランドとしてグローバル展開しているゼンハイザーだが、Denise氏によると、同社のヘッドホンビジネスは近年ますます好調であるという。

「当社のヘッドホンビジネスは今とても良いかたちで成長を続けています。全世界的にヘッドホンマーケットそのものが伸長していますが、その中でゼンハイザーはマーケットリーダーとしての地位を確立して、世界中のオーディオファイルの信頼を獲得しています」。

中でもDenise氏が担当するアジア・パシフィック地域は、日本を核にマーケットが安定成長を続けており、昨今では毎年の2ケタ成長を記録している程だという。

「当社のアジア・パシフィック地域には日本のほか、インドやオーストラリア、韓国、東南アジア諸国などが含まれています。カバーエリアはとても広大ですが、現在はどこの地域でもオーディオファイルがヘッドホンに強い関心を寄せています。その中でも、私は日本のマーケットには他の地域にない大きな特徴があると見ています。それは日本が世界最大のハイファイオーディオマーケットであり、音質や製品のクオリティに強いこだわりを持つハイレベルなオーディオファイルが多く、ゼンハイザーに関心を持っていただいているということです」。

今年はゼンハイザージャパンが創立されて5年目のアニバーサリーイヤーだが(関連ニュース)、ヘッドホンではフラグシップの「HD 800」をはじめとした数々のハイエンドモデルが国内でも成功を収め、プレミアムブランドとしての人気を不動のものにしてきた。Denise氏は「今やゼンハイザーにとって、本国のドイツと日本が大きな2つのプレミアムマーケット」と語る。イヤホンの最新モデル「IE 800」成功のカギを握っているのも日本なのだという。

品薄が続くIE 800の供給状況はどうなる?

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