のだや仙台店
宮城県仙台市泉区八乙女1-3-10
TEL:022-725-5193
営業時間:10時00分 – 19時00分
定休日:火曜日、第2・第4水曜日
ホームシアターの視聴室:あり
これまで、大画面テレビにサウンドバーを組み合わせて、サラウンドを楽しんでいたという施主のMさん。ご自宅のリフォームのタイミングに合わせて、映画や音楽ライブ、スポーツやゲームも、リビングの大画面で楽しみたいと一念発起。ハウスメーカーとの打ち合わせが始まった家づくりの初期段階で、のだや仙台店を訪れたという。
「東北でホームシアターといえば、真っ先に浮かぶのは、のだやさん。間取りが決まる直前に、まずはショールームにご相談に伺いました」と、Mさんは振り返る。
インストーラーの井坂氏は「できる限りの大画面」と「ドルビーアトモスの立体音響」、そして「インテリアを損ねない」というオーダーを叶えるべく、システムプランや配線計画、そして収納家具のオーダーメイドなど全面的にリフォームをサポート。
10畳ほどのリビングの一角に、文字通り「ミリ単位」で機器のレイアウトを落とし込むことで、120型の4K大画面スクリーンと5.1.4chのイマーシブサウンド、さらにはアナログレコードを楽しめる環境まで整備した。それでいて、写真のとおり、複雑なケーブルの配線は一切見えない。
落ち着いた印象のインテリアでまとめたい、という要望にあわせて美しくデザインされた飛騨産業とのコラボによるオーダーメイド家具は、収納する機器に合わせてピッタリサイズで設計されているだけでなく、音やリモコン信号の通しやすさ、放熱や配線の問題など、細部まで気が配られたオリジナル仕様だ。
とりわけユニークなのはレコードプレーヤーの収納方法。Mさんのアイデアを参考に、AVラックの天板はここだけ開閉できる仕様にしたほか、閉めたときの振動で針飛びしないように、ゆったりと閉じていく仕様にカスタマイズされている。
視聴位置後方の間接照明を使ったライティングもこだわりで、壁裏には全館空調のための配管もあり、機器の設置や配線はミリ単位の調整が必要だった。インストーラーの井坂氏は工事中に何度も現場に足を運んで確認しながら施工を進めていったという。
「細かいところまで気を配っていただき、大満足の出来栄えです。完成してから自分でスマートリモコンを用意して、家族みんながかんたんにホームシアターを楽しめるように、Amazon Echo Dotを使って、音声で機器をマクロ操作できるように工夫したんですよ」と、Mさん。
その甲斐もあって、ご家族みなさんでホームシアターの大画面とサラウンドを堪能されているそう。ご主人は『トップガン』などのアクション映画やスポーツ、ご家族はネトフリでV6のライブドキュメンタリーを観たり、ゲームを楽しんだりと、さまざまなコンテンツをリビングの大画面で楽しんでいるそうだ。
美しいだけでなく、みんなに使われ、愛されるホームシアター。このリフォームをきっかけに、2世帯が集うM邸のリビングは、ファミリーで感動を共有する時間が今後ますます増えていきそうだ。
(撮影:三浦健太郎)
HOME THEATER DATA ●住宅形態:戸建/リフォーム ●ホームシアターの広さ:10畳 ●画面サイズ:120型+85型 ●サラウンド:5.1.4ch ●インストール内容:機器設置、システムプランニング、造作家具設計 ほか
SYSTEM LIST ●プロジェクター:ソニー VPL-VW255 ●スクリーン:キクチ SES-120HDCW/W ●液晶テレビ:ソニー KJ-85X9500G ●ブルーレイレコーダー:ソニー BDZ-ZT2000 ●AVアンプ:マランツ SR6015 ●フロントスピーカー:KEF Q750 ●センタースピーカー:KEF Q650c ●リアスピーカー:KEF T301 ●トップスピーカー:KEF Ci160.2CR ●サブウーファー:KEF Kube8b Subwoofer ●レコードプレーヤー:ティアック TN-4D ●AVラック:飛騨産業 特注キャビネット
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