バズること間違いナシ!フォルクスワーゲンのシンボル「ワーゲンバス」の現代版EV「ID.Buzz」が日本発売開始
栗原祥光フォルクスワーゲンジャパンは、明日6月21日(土)から体験イベント「Volkswagen Brand Exhibition」を開催する六本木ヒルズアリーナ(東京都港区)にて、現代版ワーゲンバス「ID.Buzz」の日本発売を発表した。価格はノーマルホイールベースが888万9000円、ロングホイールベースが997万9000円。
ID.Buzzは、長年にわたり「ワーゲンバス」の愛称で親しまれた「Type.2」を現代的に解釈し誕生した電動ミニバン。
シートレイアウトが2+2+2、6シーターのノーマルホイールベースと、2+3+2レイアウトの7シーター、ロングホイールベースの2グレードをラインアップする。
ボディサイズはノーマルが全長4715mm×全幅1985mm×全高1925mm/車重2550kgと立派な躯体。ロングホイールベースは、全幅、全高はそのままに、全長が250mm伸長し4965mmとなる。
いずれも最高出力286馬力、最大トルク560Nmを発するモーターによる後輪駆動車で、一充電航続距離がロングホイールベースで554km、ノーマルで524kmと十分な走行距離を有している。ちなみに満充電まで6kW普通充電器で約14時間30分(ロングホイールベースの場合、ノーマルは約13時間)。高速道路で見かける90kW急速充電器を使うと約40分で20%から80%まで充電できるという。
ボディカラーは2トーン4色、モノトーン4色の計8色展開。インテリアも4パターン用意される。インテリアはかなりポップな印象で、気負いのないカジュアルな雰囲気は、VWらしさと共に、ワーゲンバスを彷彿とさせる。室内は明るめのカラーリングなので、家族との旅行に明るさを添えることだろう。
東京、名古屋、大阪で全ラインナップ展示イベント開催
本日六本木ヒルズアリーナで行われた発表会において、フォルクスワーゲンジャパン ブランドディレクターのイモー・ブッシュマンは「ID.Buzzは、フォルクスワーゲン マイクロバスの象徴的なDNAを電気自動車の時代に蘇らせます。レトロなデザインのホイールと最先端のEVテクノロジー、そしてヘッドファストドライバーアシスタンス機能を搭載。近年発売されたモデルの中でも、おそらく最もエキサイティングなモデルの一つと言えるでしょう」と挨拶。
その上で「本日、ID.Buzzが加わることで、日本におけるフォルクスワーゲンブランドのラインナップが一区切りしました。ですが、これはまだ始まりに過ぎません。フォルクスワーゲンブランドは今後、世界規模で展開していくでしょう。日本のお客様に新しくエキサイティングなアイデアを提供していきたいと考えています」と語った。
体験イベントでは、ID.Buzzをはじめとする日本で販売するフォルクスワーゲンの全ラインナップを展示する。その中には、発表したばかりの限定車「Golf R Black Edition」「T-Roc R Black Style Performance」も加わっていた。
Volkswagen Brand Exhibitionは6月21日(土)、22日(日)の2日間、六本木ヒルズアリーナにて開催。入場無料で、開催時間は11時〜19時までとなっている。
なお7月4日(土)、5日(日)にはグランフロント大阪 ナレッジプラザ、7月12日(土)、13日(日)にはJR名古屋駅JRゲートタワー 1階イベントスペースでも開催する予定だ。週末にVWの今を触れてみてはいかがだろうか。
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