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公開日 2024/04/10 06:40
iPhone TIPS

好きなアーティストが突然サブスク停止!それでもストリーミング再生できるって知ってた?

高橋 敦
ストリーミングが音楽メディアの主流になる前からの音楽ファンの手元には、今も大量の音楽CDが残されているはず。そのCDの中には、サブスクの配信カタログには含まれていない、レア音源もあったりしませんか?

例えばあるアーティストが「全曲サブスク解禁!」になっても、ライブ会場限定販売CDやファンクラブ限定CDの収録曲は例外だったりします。同人CDでしか流通してないCDもあったりしますよね。さらにいうと、アーティストが突然サブスク配信を止めてしまう場合もあります。

ふだんの音楽リスニング環境をサブスクに移行してその便利さを謳歌していても、そういったレア音源を聴きたいときには、結局のところそのCD、またはそのCDからリッピングしたファイルを昔ながらに再生するしかないのでしょうか。

それでは、ノスタルジーは味わえますが不便さは否めません。不便さのせいでその曲を聴く機会が減ってしまっては残念です。

Macのミュージックアプリの設定で[ライブラリを同期]を有効に


iPhoneのミュージックアプリの設定でも同じく[ライブラリを同期]を有効に
そこで活躍してくれるのが、Apple Musicの「ライブラリを同期」機能です。同じApple IDでログインしているMacとiPhone両方のミュージックアプリでこの機能をオンにした上で、音楽CDをMacのミュージックアプリに読み込み、楽曲をライブラリに追加。するとその楽曲はApple Musicのクラウドにアップロードされ、iPhoneのミュージックアプリからも再生できるようになります。アップロード&同期の完了までに少し時間がかかる場合もあるので、そこはのんびり待ってみてください。

するとCDからMacのミュージックアプリに取り込んだ音源が……


iPhoneのミュージックアプリのライブラリにも表示されストリーミング再生できるようになります



クラウド同期音源のストリーミング再生の音質は、CD音質より少し低めのAAC/256kbpsになってしまいますが、レア音源をいつでも手軽に聴けることの嬉しさに比べたら些細な弱点でしょう。

この「CDから読み込んだ曲をクラウドにアップロードしていつでもどこでもストリーミングで聴ける」という機能を備えた音楽サブスクサービスは、実は希少。Apple Musicは豊富なCDコレクションを持つ音楽ファン向けの音楽サブスクとしても強力な選択肢です。

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