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公開日 2023/04/19 06:40
【連載】ガジェットTIPS

買うとき悩みがち!ボタン電池の「SR○○」と「LR○○」、どっちを選ぶべき?

海上 忍
家族にボタン電池の買い物を頼まれたとします。言付かったのは「SR〇〇」、しかし量販店の売り場には「LR〇〇」が。大きさも厚みも変わらないみたいだし、伝えられていた価格より安いからこっちでいいよね...いやいや、「S」と「L」ではだいぶ違いますよ?

Image:Picmin/Shutterstock.com

先頭が「S」から始まるボタン電池は、酸化銀と亜鉛を電極に用いる「酸化銀ボタン電池」。「L」から始まるボタン電池は「アルカリボタン電池」で、酸化銀電池と似たよく形状と電圧を備えているものの、正極には酸化銀の代わりに二酸化マンガンを使用しています。電圧と大きさ/厚みが同じであれば、安価なLR〇〇はSR〇〇の代用品となりえます。

酸化銀電池は、放電時の作動電圧が最後まで安定しています。高精度の電圧制御が求められる測定機器や医療機器、正確な時間管理が求められるクォーツ時計では、酸化銀電池が適しています。経年劣化が少なく長期保存も可能ですが、他の電池と比較すると高価です。

アルカリボタン電池は、酸化銀電池と同じ形状/電圧にできますが、使用期間が長くなるにつれ放電が進み、電圧も低下していきます。そのため信頼性重視の精密機器ではなく、歩数計やゲーム機などカジュアルな用途に適しています。生産コストを低く抑えることができるため、比較的安価なこともポイントです。

ボタン電池を交換するとき、機器に酸化銀電池が指定されている場合は引き続き「S」から始まるボタン電池を使用しましょう。それ以外の機器でも酸化銀電池を使用できますが、「L」から始まるアルカリボタン電池のほうが経済的ですよ。

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