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公開日 2021/08/16 06:40
【連載】ガジェットTIPS

画面がきれいになる「ディスプレイクリーナー」、その中身は?

海上忍
パソコンやタブレット、スマートフォンの画面にシュッと一吹き...といえば「ディスプレイクリーナー」。柔らかい布で拭き取れば画面はすっきり、指紋や油膜がきれいに取れます。液晶ディスプレイ用と銘打ったウェットティッシュも同様に、画面をきれいにしてくれます。

それらの製品を選ぶとき、何を基準にしていますか? 製品パッケージには画面をきれいにするほかに除菌、帯電防止、消臭などなどの効能がうたわれていますが、何を信用してよいのやら...オンラインストアの口コミ情報はさておき、客観的な情報として「成分表」は確認しておいたほうがいいでしょう。

ディスプレイクリーナー、どうやって選べばいい?

ディスプレイクリーナーの主成分は製品によって多少の差はあるものの、効果の多くは「界面活性剤」や「精製水」、「電解イオン水」に頼っています。ここに注目すれば、製品の効果と他製品との違いが浮かび上がってきます。

電解水/電解イオン水を例に説明してみましょう。一般的に電解水とは、電解質をわずかに含む水を電気分解して得た水溶液のことで、その電解質の種類(カリウム塩や重曹など)や電解装置などの要因により特性が異なります。

ディスプレイクリーナーに使われる電解水は、アルカリ性を帯びているものが多く、皮脂汚れに含まれる脂肪酸を中和する効果があります。中和された脂肪酸は石けんと似た成分に変化し、それが界面活性剤のように作用するため、指紋や皮脂による油膜が取れるというわけです。

一方、精製水はふつうの水(水道水)から塩素系物質やミネラル成分を取り除いた純粋な水です。脂肪酸を中和するなどの科学的な効果は期待できませんが、不純物がほぼ含まれないだけに、マイクロファイバーなどのきめの細かい布を使えば拭きムラが残りません。エタノールなどアルコール類のようにディスプレイ表面を劣化させることもないため、安心して利用できます。

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