トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2020/06/09 06:40
【連載】ガジェットTIPS

一部のスマホで「赤外線通信」が復活。どうして?

海上忍
携帯電話機を向かい合わせにして送信、懐かしい風景ですね。2つ折りのいわゆる「ガラケー」全盛期、ほとんどの携帯電話機には、他の端末とアドレス帳など比較的小さなデータを直接やり取りする手段として赤外線通信(IrDA)が用意されていました。波長の長い赤外線は直進性が強いため、2台の端末を向い合わせにして通信するというわけです。

そんな赤外線通信、最近のスマートフォンではあまり見かけません。初期のAndroid端末には多く採用されていましたが、スマートフォン時代はアドレス帳などのデータはアプリの機能やQRコードを介してやり取りすることが一般的になり、ガラケーユーザの減少もあって赤外線通信のニーズが低下したためです。高シェアのiPhoneとはやり取りできないことも、姿を消した理由のひとつと考えられます。

「Mi Note 10 Lite」

ところが、中国・シャオミのスマートフォンの多くでは赤外線を利用できます。2020年6月発表の「Mi Note 10 Lite」など最新モデルでもサポートされていますから、本腰が入っているといえそうです。けれど、今頃どうして?

その理由は、スマホ・PC以外の家電製品にあります。シャオミは家電製品も多く手掛けているため、その司令塔としての役割をスマートフォンに求めたのでしょう。付属のアプリ「Mi Remote」では、エアコンやAVレシーバー、プロジェクターなどシャオミ製品以外の家電・AV機器のプリセット値も多数用意されているため、すぐにリモコンとして活用できます。「Mi Remote」には学習機能があるため、対象機種として表示されない家電にも使えます。

ただし、シャオミのスマートフォンに用意されている赤外線通信は、もっぱら家電の遠隔操作用で、アドレス帳の交換には使えません。ガラケー時代の赤外線通信とは似て非なるもの、スマートフォンを家庭の「ハブ」に見立てた機能と考えたほうがよさそうです。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 オーディオテクニカ「AT-LP7X」の音はどう変わる?同時発売のフォノケーブル/リード線による変化にプロも感嘆!
2 DIATONEの技術を継承、三菱電機開発の振動板搭載のブックシェルフ型スピーカー
3 有機的かつ優雅なソノリティに酔う。TADの“インテグレーテッドアンプ”が引き出す高度なオーディオ的愉悦
4 JBL、シリーズ最上位ポータブルBluetoothスピーカー「Boombox 4」。2段階のバスブーストで低音をさらに強化
5 トライオード“真空管アンプの世界”にどっぷり浸かる贅沢な2時間。秋葉原のテレオンで2/28に試聴会を開催
6 サンワサプライ、80年代風デザインのBluetoothラジカセに新色追加
7 「オーディオフェスタ・イン・ナゴヤ 2026」今週末2/14-15開催。「JET STREAM」とのコラボ試聴会も
8 Astell&Kern、純銅ボディの限定DAP「A&ultima SP4000 Copper」。税込約73万円
9 「レコード針のナガオカ PHILEWEB店」が本日2月10日グランドオープン
10 「体力温存」は海外取材の極意!フライトでの映画も“おやすみ”もサポートするiFi audio「UP TRAVEL」
2/13 10:25 更新

WEB