トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2019/09/24 06:00
【連載】ガジェットTIPS

コンセントには「正しい差し込み方」があった! その方法とは?

海上忍
日本のコンセントといえば、縦長の差込口が一対あり上下を気にせずプラグを挿入できるもの、というのが常識です。しかし、厳密には差込口とプラグには決まった方向があり、電化製品の性能にも影響してきます。

コンセントの左右差込口には、それぞれ「ホット」と「コールド」という役割があります。前者は電気が到達する側、後者は電気が帰る側でアースと呼ばれることもあります。形状にも違いがあり、注意深く見れば右側に比べ左側のほうが長いことに気づくはず。通常は長い左側がコールド、短い右側がホットです。

厳密には差込口とプラグには決まった方向があります

差込口に左右の違いがあるということは、プラグ側にも左右があるということです。実際、オーディオ製品のようにアースが性能(音質やノイズ)に影響するとされる機器の場合、アース側であることを示す白線をケーブルに印刷するといった配慮がなされています。日本のコンセントは差し込む方向に関係なく電力供給されるしくみですから、気にせず扱っていいものの、性能を引き出したければコールド/ホットを区別しましょう。

しかし、家屋の配線にミスがあることも。施工業者が左右を取り違え工事してしまい、長い左側がホットで短い右側がコールドというケースもも少なからずあるようです。だからコールド/ホットを正しく見分けたければ、家電量販店やホームセンターで「検電器(検電ドライバー)」を購入し自分で調べましょう。先端を左右差込口それぞれに挿入し、光ればホット、光らなければコールドとわかります。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB