トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2019/03/12 06:00
【連載】ガジェットTIPS

Bluetooth 4と5、音質に差はある?

海上忍
結論からいうと、差はありません。イヤホン、ヘッドホン、スピーカーの別を問わず、現在市販されている一般的なBluetoothオーディオ機器であれば、Bluetooth 4と5どころか、その前のBluetooth 3であっても音質差は生じません。

なぜなら、Bluetoothオーディオ機器では「A2DP」という共通のプロファイル(規約)に基づき通信するからです。このA2DPはBluetooth 3以前に定められたHi-Fiオーディオ規格で、Bluetooth 4/5が普及した現在でも変わりません。

Bluetooth 4と5、音質に差は出ません

留意すべきは、Bluetooth 3以前と4以後はほぼ別の規格ということです。Bluetooth 4以後がスマートフォンなどに採用される場合、それ以前の仕様に省電力設計のBluetooth Low Energy(BLE)を上乗せしたデュアルモードとなることが多く、「Bluetooth 3+BLE」とでもいうべき状態です。

BLEはBluetooth 3以前と通信設備(アンテナや高周波回路)は共用できるものの、プロトコルに互換性はありません。実際、Bluetooth 3以前の規格を「クラシックBluetooth」と呼んで区別するほどです。

Hi-Fiオーディオに使うA2DPは、そのクラシックBluetoothでカバーされるプロファイルです。Bluetooth 4であっても5であっても、クラシックBluetooth(正確にいえばBluetooth 2.1+EDR)の範ちゅうで通信が行われるため、性能差ひいては音質差が生じる余地はないということです。

もっとも、オーディオ機器が最新Bluetooth規格に対応することに意味がないわけではありません。BLEの部分がスマートフォンアプリにバッテリー残量を伝えたり、一部のBluetoothイヤホンでは通信安定化に役立てられていたりします。そこを踏まえると、より新しい規格/仕様のほうがいいことは確かです。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 「世の中には2つのスピーカーがある。JBLか、それ以外かだ」。伝統のブルーバッフル、スタジオモニター「4369」の真実に迫る
2 ソニー、4Kテレビ“ブラビア”に新モデル。ネット動画も放送波も色鮮やかな「X83L/X81Lシリーズ」
3 JBL、旗艦スタジオモニター「4369」。新開発380mmウーファーと3インチコンプレッションドライバー搭載
4 「レコード針のナガオカ PHILEWEB店」が本日2月10日グランドオープン
5 ゼンハイザー、USB-Cイヤホン「CX 80U」。ブランド哲学に基づく「バランスの取れた自然なサウンド」
6 サンワサプライ、ケーブル一体型のアンテナ分波器「500-AT003K」
7 ゼンハイザー、USB-Cヘッドホン「HD 400U」。アナログケーブルにも切り替え可能
8 Binary Acoustics、世界初“ダイレクトドライブMEMS”搭載ハイブリッドイヤホン「EP321」
9 シャープ、決算は減収増益。家電事業は「中国メーカーや量販店プライベートブランドの対抗が鍵」
10 オプトマ、タッチパネル式4K映像デバイス「インタラクティブディスプレイ」
2/12 10:56 更新

WEB