トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > コラム記事一覧

公開日 2019/03/08 06:00
【連載】ガジェットTIPS

iPhoneとペアリングしたBluetoothイヤホン、Androidでも使える?

海上忍
「マルチペアリング」に対応したBluetoothイヤホンであれば、先に登録した機器がiPhoneだろうがAndroidだろうが利用できます。マルチペアリングに対応しているかどうかは、製品の説明書やスペック表に記載があるはずですから確認してみましょう。

バージョン3.xまでのBluetooth機器は、通信の安全性を確保するために、あらかじめ2台の機器が互いに設定情報を保存することを義務付けています。その作業が「ペアリング」で、一度済ませてしまえば次回以降作業する必要はありません。つまり、Bluetooth機器は「1対1」の関係が基本です。

マルチペアリング対応のBluetoothイヤホンであれば、複数のスマートフォンで共用しやすくなります

マルチペアリングは、その「1対1」の関係を複数結べる機能です。たとえば、マルチペアリング対応のイヤホンAとスマートフォンB/Cがある場合、AがBとペアリングを完了したあとでもCとペアリングできます(複数の設定情報を保存できる)。同時には使用できませんが、Bと接続していないときはCで、Cと接続していないときはBで、イヤホンAを利用できるというわけです。

Aがマルチペアリング非対応の場合は、BとペアリングしたあとにCをペアリングすると、Bの情報はCに上書きされてしまいます。このときBをiPhone、CをAndroidだとすれば、イヤホンAをAndroidとペアリングすると(再度ペアリングしないかぎり)iPhoneでは利用できないことになります。

現在、特にイヤホンやスピーカーなどのオーディオ機器は、マルチペアリング対応が進んでいます。製品によってマルチペアリング可能な台数はさまざまですが、最高5台登録可能だとすると、5人家族がそれぞれのスマートフォンと1回のペアリングで利用できることになります。スピーカーのように家族で共有したいBluetooth機器は、スマートフォンが1人1台の時代、マルチペアリング対応は必須といえるでしょう。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB