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公開日 2025/05/19 06:30
<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー

【ミニレビュー】新絶縁素材XLPEでハイファイ性能を追求。CHORD COMPANY「EPIC X XLR」

園田洋世

今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今月はXLRケーブル4本立てでお送りする。今回はイギリスの名門・CHORD COMPANY(コード・カンパニー)の最新モデル「EPIC X XLR」をテスト!



CHORD COMPANY XLRケーブル「EPIC X XLR」154,000円(1.0m/ペア・税込)


 


フラットな帯域バランスで性能を追求


英国の名門・CHORD COMPANYの中堅アナログXLRケーブル、「EPIC X」。導体は銀メッキ無酸素銅撚線、絶縁体は新素材XLPE。電気的ノイズから信号を守る低周波・高周波シールドを採用している。



「EPIC X XLR」の全体。新しい絶縁素材XLPEを採用し、型番に “X” が追加されている


タン・ドゥン『交響曲1997「天、地、人」』は鐘のアタックが濃く太く強い。独奏チェロの胴鳴りが彫り深く濃い。太鼓はズシン!と床に響く。



オーディアのプリメインアンプ「FLS9」と接続してテスト


元々強烈な低音が売りの「Hoist The Colours - Bass Singers Version」もやはり中低域成分が濃く沈み込みが深い。と言って、むやみやたらに低音を強調するケーブルというわけでは決してない。帯域バランス自体はフラットだし、例えば冒頭に背後でうごめく風の音は立体的な音像を結ぶ。ノイズフロアも非常に低い。ハイファイ性能はとても高いのだ。


だからS/Nのチェックに好適なシヴァート・ハイヤム「Blown Away」でもヴォーカルのリヴァーブを最後まで容易に耳で追える。音場も広い。


ハイ上がりな音調とはまったく無縁の良ケーブルだ。

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