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公開日 2024/08/02 12:00
ヨーロピアンデザインと迫力のサウンド

超スリム、なのに高音質!フィリップスの“極細”サウンドバー「TAB6309」レビュー

折原一也

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スリムを極めたヨーロピアンデザインと迫力のサウンド。フィリップス「TAB6309」レビュー




フィリップスから、スリムでスタイリッシュなサウンドバー「TAB6309」が登場。「GREEN FUNDING」でのクラウドファンディングを実施している。その音質や使い勝手はどうなのか? 日頃から多数のAV機器に触れている評論家・折原一也氏が実機をレビューした。



自宅のテレビでNetflixやPrimeVideoなど映画を楽しんでいる人にとって、テレビの次に買い揃えたいアイテムが、音質をパワーアップするサウンドバー。ただ、いざ購入しようと考えると、音質や機能だけでなく、テレビ周辺にセットするにあたっての設置性やデザインも気になるプロダクトだ。

そんな設置性やデザインという観点でも注目したいサウンドバーが日本に上陸する。とてもスリムな2.1chシステムでDolby AtmosとDTS Virtual:Xに対応するフィリップス「TAB6309」だ。

発売に先立ち、フィリップス「TAB6309」実機レビューをお届けしよう。

評論家の折原一也氏がTAB6309の実力をチェック

スリムさとコンパクトさに驚愕。洗練されたヨーロピアンデザインも魅力



最初に語りたいのは、その設置性の良さと優れたデザイン。

自宅に届いたフィリップス「TAB6309」をリビングのテレビの前に設置しようと箱から取り出した際に、まずそのコンパクトさ、スリムさに驚かされた。

折原氏の自宅リビングにTAB6309を設置

サウンドバー本体部は高さ37mm×奥行き42mm×横幅811mm。その姿は文字通りの“バー”、より端的に語るなら“細長い棒”なのだ。これならテレビ前に設置しても目立つことがないし、テレビのリモコン受光部が隠れない実用性もある。横幅も非常にコンパクトで、テレビと組み合わせた際に目立ち過ぎることなく設置できるサイズ感だ。また、壁掛けキットも付属し、テレビ台に置いても壁掛けでも、好みに応じて自由にレイアウトできる。

非常にスリムなのでテレビ画面やリモコン受光部を隠してしまうようなことがない。なお、このコンパクトな筐体に105mm×30.7mmのフルレンジスピーカーと、42mm×30mmのトゥイーターを各2基搭載している

さらに、ワイヤレスサブウーファーもスリムでコンパクト。縦横どちら向きにも置けるように設計されているため、設置スペースとインテリアとのマッチングで選べる自由度も確保している。縦置き設置時のサイズは幅155mm×高さ391mm×奥行き161mmだ。

ワイヤレスサブウーファーもコンパクト。こちらは115mm×90mmのスピーカーユニットを搭載している

実際にテレビ周りにサウンドバーとサブウーファーを設置してみると、あらためてそのデザインの洗練さが際立つ。オランダに本社を置き100年以上の歴史を持つグローバルな電子機器メーカーであるフィリップスらしい、ヨーロピアンデザインで作り上げられたサウンドバーなのだ。

縦/横どちら向きでも利用可能。縦向き用だけでなく横向き設置用にも脚がついている

「TAB6309」音質レビュー:想像以上のクオリティ

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