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公開日 2023/04/14 06:30
もちろんジャズやクラシックも

Polk Audioは“ロックやポップス”にもハマる!米津玄師やビルボード上位曲でも納得の音楽性を発揮

土方久明

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オーディオのインフレが顕著な昨今だが、 “お値段以上の音質” と高く評価され、急速に人気が高まっているスピーカーブランドがある。それが、アメリカ東海岸のブランドであるPolk Audio(ポーク・オーディオ)だ。

Polk Audioは、2021年に30年ぶりの日本再上陸を果たし、わずか2年で国内3位の販売シェアにまで急成長している。その理由が、アメリカのスピーカーらしいグルーブの高さと、オーディオ的な再生能力がバランスした音だろう。実際、良い音で聞きたい音楽ギークからオーディオファイルまで、そのサウンドは高く評価されている。

急速に人気が高まっている「Polk Audio」

筆者もPolk Audioのスピーカーはよく試聴するのだが、その中で気がついたことがある。ポップスやロックといった、多くの人が日常でよく聴くであろうジャンルとの相性が非常に良いことだ。もちろんクラシックやジャズも良質に鳴らしてくれるが、ポップスやロックも楽しく聴けるというのは少し意外だった。

そこで今回、ビルボードチャート上位の洋楽ポップスからJ-POPに至るまで、筆者が普段レビューであまり使用しないような楽曲も聴くことで、それらのジャンルとの相性を改めて検証してみた。先に結論をお伝えすると、どの楽曲もよく鳴っており、非常に好印象だった。

“学生でも買えるスピーカー” 目指すPolk Audio



まずはPolk Audioのハイファイスピーカーの展開をおさらいしよう。ラインナップは「Monitor XT」「Signature Elite」「Reserve」の3種類があり、Reserveが最上位シリーズとなっている。また同社はサウンドバーも手掛けており、こちらも人気が高い。今回は中間のSignature Eliteシリーズから、ブックシェルフスピーカー「ES20」を使い、相性の良い楽曲を見つけることにした。

「ES20」

このES20の価格は、なんとペアで57,200円(税込)。この価格でミドルレンジなのは、「学生でも買えるスピーカー」を作るという、創業当時からのPolk Audioの理念も影響しているのだろう。上位モデルからコストダウンで安くするのではなく、手の出しやすい価格の中で最大限の品質を追求するという考えだ。

キャビネットサイズは21.6W×37.5H×35.4Dcmで、16.5cm径のウーファーには、ポリプロピレンにマイカ(雲母)を加えた振動板を採用している。またトゥイーターは2.5cm径でテリレンと呼ばれるポリエステル系の合成高分子素材振動板を採用し、高音域は40kHzまでに対応。日本オーディオ協会のハイレゾ認証を取得しているのにも注目したい。

ハイレゾ対応のテリレン・ドーム・トゥイーター

マイカ強化ポリプロピレンドライバーを搭載

バスレフポートには独自設計の「Power Port」を搭載することで、クリアな低音域を追求しつつ、出力アップも図っている。Polk Audioのスピーカーはロックやポップスの低域でも歪みにくいのだが、こういった工夫も功を奏しているのだろう。

背面に搭載する「Power Port」

Signature Eliteシリーズのブックシェルフスピーカーには、ES20よりもサイズの小さい「ES10」「ES15」もラインナップされている。またフロアスタンディング型の「ES50」「ES55」「ES60」、ビジュアル用のセンタースピーカーとして「ES30」と「ES35」も用意されるなど、自宅環境に合わせて選べる。

低域表現の高さでラップもノリノリ

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