トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2022/12/26 06:30
新世代デザイン機CINEMAシリーズ第一陣機を試す

注目のマランツ新AVアンプ「CINEMA 50」「CINEMA 70s」実力チェック! 評論家が自宅でテスト

土方久明

前のページ 1 2 3 次のページ


CINEMA 50 CINEMA 70s

ファン注目のマランツ新AVアンプ「CINEMA 50」「CINEMA 70s」を聴く



マランツのAVアンプが全面刷新された。シリーズ名称は「CINEMA」となり、10年以上ぶりに新コンセプトのシャーシデザインを採用。最新のHDMI規格と映像ソース、さらにサラウンドフォーマットに対応した。その第一陣が「CINEMA 50」「CINEMA 70s」の2機種である。

いま僕の気持ちは高揚している。自身が同社のフラグシップAVプリアンプ「AV8805」を使うマランツユーザーであることも大きいが、CINEMA 50とCINEMA 70sを自宅で試せることになったからだ。

まずは、2台が登場する背景についてお伝えしたい。昨今のマランツは、趣味性やインテリアなどライフスタイルの多様化というあたらしい価値観に対応するAVアンプを販売し人気を博してきた。

例えばラックに入りやすい薄型のAVアンプ「NR1711」は全AVアンプカテゴリでNo.1の売れ行きだし、プリメインアンプながらHDMI端子を持つことで、PS5などのゲーム機からApple TV 4K端末などのキャストデバイスなど多くの機器が接続できる「NR1200」や「MODEL 40n」も展開している。そのような中、新しい価値観を継承しつつ、もう一段本気のAVファンに向けて発売したのが、「CINEMA 50」「CINEMA 70s」なのである。

CINEMA 70sは人気モデル「NR1711」同様にスリムボディを採用

最新の映像/音声規格にしっかり対応。「プリアンプ・モード」も新搭載



CINEMAシリーズは10月に発表され、今後正式発表予定の製品も含め全5モデルが紹介された。

上位モデルから見ていくと、15.4ch仕様のAVプリアンプ「AV 10」と16chパワーアンプ「AMP 10」、9.4ch仕様の「CINEMA 40」、そして今回レビューする2台「CINEMA 50」「CINEMA 70s」である。

音が出た瞬間に「ああ、なんとクセのない音だ」と感じ入った

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB