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公開日 2021/11/04 06:30
【PR】注目モデルレビュー第2弾

発売直前! 完全ワイヤレス初の“ウッド振動板”搭載機、ビクター「HA-FW1000T」徹底レビュー!

岩井 喬

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JVCケンウッドがビクターブランドから発表した、同社初のウッドドーム振動板搭載完全ワイヤレスイヤホン「HA-FW1000T」がいよいよ発売日を迎える。以前に掲載した高橋 敦氏によるレビューに続き、今回は岩井 喬氏が製品の実力をチェック。音質を中心に、新モデルの魅力へ徹底的に迫る。


■今が旬な仕様を網羅した注目の新完全ワイヤレス

ビクターブランドから、完全ワイヤレスイヤホンに初めてウッド振動板を用いた「HA-FW1000T」が登場した。多くの楽器に用いられている素材である“木”を振動板として用いることで、同社が掲げる“原音探求”の理念に寄り添いつつ、他にはない豊かな響きを実現したWOODイヤホンシリーズはビクター/JVCの高付加価値モデルとして10年以上に渡り熟成してきた人気の高いラインナップである。近年は2018年に登場したシリーズ最高峰の「HA-FW10000」を筆頭に、翌年にはその弟分となる「HA-FW1500」と立て続けに新世代のWOODシリーズを展開してきたが、本機はその流れを汲む待望の完全ワイヤレスモデルといえるだろう。

HA-FW1000T

HA-FW1000Tは先行して発売されている完全ワイヤレスモデル「HA-FX100T」と同様に、ビクタースタジオのエンジニアが原音の再現を目指したチューニングを実施。そして同じビクタースタジオを由来とする高音質化技術K2テクノロジーも完全ワイヤレス機として初めて搭載し、ハイレゾ非対応コーデックによる圧縮音源伝送においても、ハイレゾ相当まで拡張・復元できるようにしたという。

充電ケースに収納したところ

また外部の騒音を拾うフィードフォワードマイク、内部の騒音を拾うフィードバックマイクを用いたハイブリッド方式のQualcommアダプティブノイズキャンセル機構を搭載。イヤーピースの密閉度を監視し、装着のずれも感知してノイズキャンセリングレベルを補正してくれる。対応コーデックはAAC、aptXに加え、96kHz/24bitまで伝送可能なaptX Adaptiveにも対応。同社の持つ技術の粋を結集するだけでなく、トレンドに対しても柔軟に対応した、まさに今が旬な仕様を網羅したつくりといえる。

2つのマイクを利用するハイブリッドアクティブノイズキャンセリング方式を採用

■有線モデル最高峰「HA-FW10000」と同じ音づくり

冒頭でも述べたように完全ワイヤレス機としては初めて11mmウッドドームカーボンドライバーを搭載。ドライバーの仕様は上位の有線モデル「HA-FW1500」と同等であり、音の雑味を消すステンレスドライバーケースもこれに準じるが、流用ではなく完全ワイヤレス仕様に最適化させた新規設計によるものだという。サウンドの方向性はHA-FW1500のさらに上位となる、シリーズ最高峰の「HA-FW10000」と同じ方向性を目指したそうだ。

試聴:バランス指向で伸びの良い、丁寧なサウンド傾向

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