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【PR】音質も使い勝手も徹底追及

ビクター渾身の“ウッド振動板”完全ワイヤレス開発陣を直撃!「HA-FW1000T」開発秘話

2021/10/27
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JVCケンウッドは、ビクターブランドから初のウッド振動板搭載完全ワイヤレスイヤホン「HA-FW1000T」を11月5日に発売すると発表。同製品に込められたこだわりの数々について、同社開発陣を直撃! 高音質化のポイントや使い勝手への配慮、開発時の苦労話など、プレスリリースでは説明されていない細かな部分まで、赤裸々に語ってもらった。

HA-FW1000T

■音質を徹底的に追求した完全ワイヤレス「HA-FW1000T」

編集部 御社が長年培ってきた“WOOD”技術を投入した完全ワイヤレスイヤホンがついに登場します。「ウッドで完全ワイヤレスを」という考えはどれくらい前から温めていたのでしょうか?

オンラインでのインタビューを実施

美和氏(開発担当/以下敬称略) 実は、当初は2020年の発売を目指して数年前から動いていたのですが、目指したクオリティに到達するためにもう少し時間がかかったという感じですね。集中的に取り組み始めたのは2年くらい前からでしょうか。

JVCケンウッド 美和氏

木村氏(企画担当/以下敬称略) コロナ禍以前のイベントなどでも、ユーザーさんからご要望は結構いただいていました。我々としてもその声に応えたいという想いは以前からありましたね。

JVCケンウッド 木村氏

編集部 市場ではライトユーザー層にも完全ワイヤレスイヤホンが浸透し、価格的に手軽なモデルも増えています。今回の「HA-FW1000T」はハイエンドなモデルですが、このタイミングでハイエンドモデルを投入する狙いを教えてください。

木村 たしかに完全ワイヤレスの市場は低価格化の流れがありますが、その一方で、高付加価値モデルも伸長していて、二極化しています。そして、そのハイエンドのなかでも流れが大きく2つあります。ひとつが、ノイズキャンセリング機能をはじめとする性能追求型、そしてもうひとつが高音質追求型です。

我々としては、このうち音質追求型のほうに攻め込んでいきたい想いが前からありまして、ウッドドーム振動板技術を投入したモデルを開発しようと考えたわけです。今回の「HA-FW1000T」は、まずウッド技術で音質を追求した上で、ノイズキャンセリングなど使い勝手にも配慮しました。

編集部 完全ワイヤレスにウッド振動板を搭載する上で、もっとも苦労した点はどこでしょうか?

美和 サイズの問題ですね。一般的に、今の完全ワイヤレスは7mm〜9mm程度のドライバーを搭載するケースが多くなっていますが、ウッド振動板をこのサイズに小型化すると、今回我々が目指した音質を実現するのは難しくなってしまうという問題がありました。過去には8mmのウッド振動板搭載イヤホンも展開していましたが、直近のウッド振動板イヤホンのフラグシップである「HA-FW10000」や「HA-FW1500」(※いずれも有線モデル)が持つ完成度の高さを完全ワイヤレスでも実現するべく、その2機種と同じドライバーサイズ(11mm)を確保したいと考えました。

コンポや有線イヤホンで長年培ってきた技術を投入したウッドドームカーボンドライバーを完全ワイヤレスに初搭載

完全ワイヤレスは小さな筐体のなかに回路基板や電池などを詰め込みますので、大きなドライバーユニットを搭載するのがそもそも難しいわけです。加えて、そのドライバーを活かすために、音響を考えたアコースティック設計も考えなくてならず、そのためのスペースも必要になります。これらをクリアした上で、筐体サイズをいかにコンパクトに抑えるかという点は苦労しましたね。

■音質チューニングの方向性は?

編集部 そのような苦労を乗り越えて登場する「HA-FW1000T」ですが、音質チューニングの方向性はどのような狙いでしょうか。

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