トップページへ戻る

レビュー

HOME > レビュー > レビュー記事一覧

公開日 2018/04/27 09:48
【特別企画】グラフェン振動板を採用

1万円前後で“完全ワイヤレスイヤホンの枠を超えた”音を実現! NuForce「BE Free5」レビュー

岩井喬/編集部

前のページ 1 2 3 次のページ

左右分離型の完全ワイヤレスイヤホンが市場を賑わせているが、中でも高い人気を誇るブランドの一つが米Nuforceだ。

同社初の完全ワイヤレスイヤホン「BE Free8」はその高い音質のみならず、左右の接続の高い安定性、独自のイヤーチップの採用、IPX5準拠の防水性能などを盛り込み、ヒットモデルとして確固たる地位を築いている。

そんなNuForceから、5月18日に新たな完全ワイヤレスイヤホンが発売される。それが今回紹介する「BE Free5」だ。

「BE Free5」(ブラック)

「BE Free5」(ネイビー)

価格は11,000円と、BE Free8の弟分的な位置づけながら、BE Free8にもないフィーチャーを備えている。なんと、グラフェンでコーティングした振動板を搭載しているのだ。本稿では、このBE Free5の音質をいち早く体験したオーディオ評論家、岩井喬氏のファーストインプレッションをお届けする。

1万円前後の完全ワイヤレス機でグラフェン振動板を採用!

さて、BE Free5の音質レビューの前に、当編集部が本機の機能や仕様について詳しく紹介していこう。

まず強調したいのは、振動板だ。新素材「グラフェン」を5.6mm径のダイヤフラムに採用している。このグラフェン、世界で最も薄く、最も硬く、最も伝導率が高いと言われている。コストも当然ながら高い素材だが、これを1万円程度の完全ワイヤレスイヤホンに搭載したことは大きな特徴と言えるだろう。

本機の内部構造。グラフェン振動板の採用で音質を高めた

完全ワイヤレスイヤホンは装着感も重要な要素だ。歩いたり運動したりするときにフィット感がゆるくなってしまっては音質も落ちるし、万が一脱落したら故障の原因にもなりかねない。

BE Free5はこの装着感を高めるため、まずは装着したときの快適さとフィット感について、ビッグデータを用いた解析を実施。この結果に基づいて音導管の角度を最適化した。

ビッグデータを用いて音導管の角度を最適化した

さらに、世界中のユーザー100人以上を対象にテストを実施。これにより、優れた装着感と脱落のしづらさを実現した。実際に編集部のスタッフ複数人で試してみたが、男女を問わず、また耳の大きさの大小を問わず、良好な装着感が得られた。

装着性の良さにはこだわった

また本機にはイヤーフックも付属している。もし激しいスポーツをする場合などは、このイヤーフックを使うとさらに安心感を高められる。

イヤーフックも3サイズを同梱。激しいスポーツをする際などは装着したい

イヤーフックを付けて装着したところ

急速充電にも対応! バッテリーケースが小型で機能も◎

前のページ 1 2 3 次のページ

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB