トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > ホビー&カルチャーニュース

公開日 2022/05/30 15:14
まずは滑空タイプ、次にロケットエンジン付きをテストする予定

Stratolaunch、双胴機からリリースする極超音速機のプロトタイプ「TA-0」を発表【Gadget Gate】

Munenori Taniguchi
宇宙ロケットを世界最大幅の航空機に装着して離陸し、上空でリリースする低コストな打ち上げ方法を開発していたStratolaunch Systemsが、そのロケットの代わりとなる無人航空機のテスト機TA-0を公開した。

Image Cradit:Stratolaunch

Stratolaunchは当初、ボーイング747用ジェットエンジンを6発、28個の車輪、両端385フィート(117m)という世界最大幅の翼を持つ双胴の航空機「Model 351 Stratolaunch」、通称「RoC」の機体中央にロケットを装着し、高度1万mで切り離してロケットに点火、地球低軌道まで到達させることを計画していた。しかし、Stratolaunch設立者のひとりで元マイクロソフト共同創業者のポール・アレン氏が2018年に死去したことで、宇宙ロケットの打ち上げという当初の目標は凍結されている。

その後会社のオーナーが変わり、現在のStratolaunchはマッハ5を超える極超音速で飛行し、自律的に飛行場に着陸可能な無人航空機「Talon-A」を開発し、それを射出するためにRoCを利用することを計画している。Talon-Aは超音速飛行に関する様々な研究のために使用される予定だ。

Image Cradit:Stratolaunch

今回発表されたTA-0はこのTalon-Aのテスト機となる。Talon-Aはロケットエンジンを搭載する予定だが、TA-0には動力はなく、RoCから機体をリリースする機構の検証と評価を行うための試験機だ。試験飛行は2022年内を目標に行われ、その後エンジンを搭載する「TA-1」に移行する。

TA-0に関する各種仕様や詳細は明らかにされていないが、動力がないことを考えると、この約8000ポンド(約3600kg)の機体はリリースされたあと滑空するようにして飛行するか、またはパラシュートで降下する仕組みだと思われる。

Image Cradit:Stratolaunch

なお、Stratolaunchは完全に再利用可能な極超音速試験機「TA-2」の製造もすでに開始しているとのこと。Stratolaunch CEOのザッカリー・クレヴァ博士は「われわれの開発のペースは、極超音速テスト機能に対する国の重大なニーズと平行しており、2023年には政府および商業的な顧客のためのテスト資産になるためにあらゆる努力を払っている」と述べている。



Source:Stratolaunch(PR Newswire)
via:Parabolic Arc



※テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」を近日中にローンチ予定です。本稿は、そのプレバージョンの記事として掲載しています。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 FIIO、USB DACやBluetooth機能も内蔵するCDプレーヤー「DM15 R2R」。独自開発R2R DAC回路搭載
2 final、“圧倒的な開放感を味わえる”密閉型ヘッドホン「DX4000 CL」
3 日本テレビ、WBC2026の中継制作をNetflixより受託。地上波では関連番組を放送
4 ONIX、コンパクトなブリティッシュサウンド・プレーヤー「Tocata XM2」
5 「HDMI2.2」で伝送帯域は96Gbpsに、新ケーブル規格「ULTRA96」も登場。HDMI技術の最新動向をレポート
6 パナソニックマーケティングジャパン首都圏社、埼玉県および埼玉県警と「埼玉県防犯のまちづくりに関する協定」締結
7 RMEの取り扱いがシンタックスからジェネレックへ移管
8 XREALのARグラスで“攻殻機動隊”の世界にダイブ!シリーズ30年を振り返る大規模展覧会が開催中
9 ザ・ドアーズ伝説の6枚が「ドルビーアトモス」で蘇る。究極のBlu-ray Audioボックス『IMMERSED 1967-1971』入荷
10 qdc、ブランド10周年を記念する15ドライバー搭載トライブリッド型イヤホン「CRAVE」
2/2 9:48 更新

WEB