トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > Gadgetニュース

公開日 2025/07/03 17:55
10m先に428インチの表示

XREAL、視野角を57度に拡大したARグラス「One Pro」。新光学系で下からの反射も軽減

編集部:平山洸太
日本XREALは、ARグラス「XREAL One Pro」を7月24日に発売する。価格は84,980円(税込)。瞳孔間距離(IPD)に応じて、Mサイズ(57〜66mm)とLサイズ(66〜75mm)の2種類を展開する。

自社設計の光学モジュール「X Prism」を採用することで、視野角(FOV)を57度に拡大した新モデル。既存モデル「XREAL One」の50度と比較して画面サイズは38%拡大し、10m先に428インチの表示が行えるとしている。

従来はバードバス方式の光学モジュールを採用していたが、X Prismは44%の軽量化を実現。これまでは2〜3個の部品で成り立っていたが、新技術ではさらに2個の部品を追加しており、小さいながらも複雑な構造を実現しているという。

また従来のバードバス方式は、下方の光を反射として拾ってしまうため、明るい色の服を着ていたりする場合、反射で画面が見づらくなってしまう問題があった。X Prismでは、その反射を99%くらい削減したとのことで、より鮮明な映像が見られるようになったとする。

0.55インチのソニー製マイクロ有機ELディスプレイを従来に引き続き搭載する。画面解像度は1,980×1,080で、最大輝度は700nit。リフレッシュレートは最大120Hzとなる。サングラス部分の明るさはエレクトロクロミック調光機能(電子調光)によって、3段階から調整することが可能。

独自開発の「XREAL X1」チップを搭載し、グラス単体で3DoFの表示に対応。別売のカメラアクセサリー「XREAL Eye」を使用することで、6DoFによる空間固定表示にも対応する。またX1チップにより遅延も抑えており、M2Pレイテンシーは3msとのこと。

オーディオについては、音響メーカーのBOSEと共同でチューニングを実施。同社の担当者によると、XREAL Oneよりも若干音質が向上しているという。

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB