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公開日 2026/05/13 12:21
独自技術FSFMで自然な聴こえを追求

アユート、独Grell Audioを取り扱い開始。著名エンジニアが立ち上げたヘッドホンブランド

編集部:成藤正宣

アユートは、独ヘッドホンブランド「Grell Audio(グレル・オーディオ)」との間に、5月1日付けで国内総代理店契約を締結したことをアナウンスした。取り扱う製品の詳細や発売日などについては、後日改めて告知を行う。



Grell Audio ロゴ


Grell Audioは、かつて独ゼンハイザーのチーフエンジニアとして業界のベンチマークともなる様々なヘッドホンを開発してきたAxel Grell(アクセル・グレル)氏が、2023年に独自に立ち上げたオーディオブランド。


Grell氏の設計哲学である「可能な限り自然で正確なサウンドの実現」を体現するべく、徹底的なテストと改良を重ねることを信条とし、リスニング体験を損なう歪みや色付けを排除することに注力しているという。


特徴的な技術として、Grell氏が独自に開発した「フロントサイド・サウンドフィールド・モジュレーション(FSFM)」を搭載する。一般的なヘッドホンでは、トランスデューサー(ドライバーユニット)の音が左右から直接耳に届くよう配置されているため、耳の真横に音場が形成される。このため、音の歪みを引き起こしたり、耳の構造により形作られるはずの自然な聴こえ方が損なわれる原因になると指摘する。


そこでFSFMでは、トランスデューサーを耳の正面斜め前に配置。コンサートや自宅のスピーカーで音楽を聴く時のように、あたかもリスナーの正面にある音源から発せられているかのように音波を放射させる。これにより、人間の耳がより自然な形で音を処理し、中域から高域の微細なニュアンスも明瞭に聴き取ることができるとしている。



「フロントサイド・サウンドフィールド・モジュレーション(FSFM)」に基づくドライバー配置の図



あたかも正面から聴こえてくる音のように、耳が音を自然に処理することができるという


 

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