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<ヘッドフォン祭>B&W「Px8 S2」「Px7 S3」に注目集まる/デノンは定番モデルの新たな価値を訴求
編集部:原田郁未フジヤエービックが主催するポータブルオーディオ展示試聴イベント「冬のヘッドフォン祭 mini 2026」が開幕。本稿ではBowers & Wilkins(B&W)とデノンのブース展示をレポートする。
Bowers & Wilkins
B&Wは、昨年発売のワイヤレスヘッドホンのフラッグシップモデル「Px8 S2」が人気だという。同社スタッフによると、圧迫感を強めてパッシブなノイズキャンセリング効果を目指した設計の結果としてコンパクトな形状になり、その形状が機能美として受け入れられているのではないかとのことだった。
外観にはプラスチックを使わず、レザーやダイキャストを用いてラグジュアリーな雰囲気を出している点も好評の理由だという。
音響面では、カーボンコーンを使用した40mmダイナミック型ドライバーを採用し、低歪みで最大96kHz/24bitのオーディオ信号の解像度を限界まで引き出せるよう最適化している。また、スピーカーとエッジ部の接続を極めて小さくし、より精密な構造とすることで低歪み化を図っているという。
また、「Px7 S3」も人気を集めているとのことで、フロスト・ブルーやキャンパス・ホワイト、アンスラサイト・ブラック、インディゴ・ブルーといったカラー展開が好評だという。
こちらのモデルでは40mm径のユニット部において、振動板にバイオセルロースと樹脂の複合素材を使用し、軽さと剛性を両立しているという。
これら2モデルについては、ファッション的に優れたデザインであることから女性ユーザーからの引き合いが高いという説明もあった。オーディオに詳しくない一般ユーザーはまず製品デザインに惹かれて購入し、その後にブランドを認知するという反応も見られるという。
デノン
デノンからは、昨年4月に発売された完全ワイヤレスイヤホン「AH-C840NCW」「AH-C500W」2機種が出展された。
AH-C840NCWはノイズキャンセリング搭載のカナル型、AH-C500Wはインナーイヤー型で、両モデルとも同社フラッグシップヘッドホン「AH-D9200」で開発されたドライバーを完全ワイヤレス向けに再開発した「12mmフリーエッジ・バイオセルロースドライバー」を搭載している。
また、医療技術を応用した全自動パーソナライズ機能を搭載する完全ワイヤレスイヤホン「PerL Pro」も展示。昨今は「ながら聴き」需要でオープンイヤー型イヤホンが人気を集めている状況だが、密閉感の少ないインナーイヤー型も「ながら聴き」に対応するのでは、と同社スタッフは新たな需要開拓に意欲も見せていた。
このほか、AH-D9200をはじめとするウッドハウジングを使用した“Real-wood Series”の有線ヘッドホンも用意。担当者は「良い物は長持ちする」という点で訴求できているのではないかと語るとともに「現行のウッドハウジング使用モデルとしては控えめな価格で提供できている点も強み」とコメントしてくれた。