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JBL、サウンドバー「BAR 1000/800」に「MK2」モデル。新旗艦機「BAR 1300MK2」や未発表機「SB580 All-in-One」もお披露目
編集部:岡本 雄ハーマングループの秋冬の新製品をお披露目するHARMAN ExPLORE TOKYO 2025が開催された。サウンドバーでは「JBL BAR 1300MK2」をはじめ、「JBL BAR 1000MK2」「JBL BAR 800MK2」「JBL SB580 All-in-One」といった新製品の存在を明らかにした。
新フラグシップサウンドバー「BAR 1300MK2」
JBL BAR 1300MK2(以下、BAR 1300MK2)は、2025年6月よりGREEN FUNDINGにてクラウドファンディングが開始されたJBLサウンドバーのフラグシップモデル。
発表会冒頭のプレゼンテーションにて、マーケティング担当の濱田直樹氏は「総支援額が1.4億円を越え、JBLブランド過去最高の達成額を記録した」と説明し、一般ユーザーから多くの期待が寄せられていることを強調した。
またプロジェクト期間中、同社は「一人でも多くの方に1300MK2を体験してもらいたい」との思いから、OTOTENでの展示や住宅展示場への持ち込みなど、一般ユーザーが実機体験できる場を用意してきており、そこでも体験者から好意的に受け入れられたという。
なかでも、映画レビューサイト「Filmarks」との協賛による特別試聴会の模様を紹介。
映画をBAR 1300MK2のサウンドで体験した参加者から「臨場感がすごい」「音のメリハリに衝撃を受けた」「映画館より映画館」などの絶賛の声があがったという。
同機については今回のHARMAN ExPLORE TOKYO 2025会場にもデモブースを用意。来場者が実機を体験できるようにしていた。
BAR 1300MK2は、合計29基のスピーカーユニットによる11.1.4ch構成。「JBL BAR 1000」(以下、BAR 1000)で好評を博したという着脱可能なワイヤレスリアスピーカーと別体のサブウーファーを踏襲している。
一方で、切り離したリアスピーカーのみでBTスピーカーとして使える仕様に変更したり、サブウーファーは1,200Wパワーアンプで駆動するデュアルウーファーに刷新するなど、ブラッシュアップも施されているとのこと。
独自サウンドテクノロジーも進化しており、最新の「MultiBeam 3.0」や「PureVoice2.0」を搭載するほか、繊細な環境音や効果音の明瞭度を高める「SmartDetails」テクノロジーを採用している。
サラウンドフォーマットはDolby AtmosとDTS:Xに加え、日本向けモデルのみ「IMAX Enhanced」をサポートする。
BAR 1000/800も「マーク2」に。未発表機「SB580 All-in-One」も
BAR 1000の後継機種「JBL BAR 1000MK2」(以下、BAR 1000MK2)、その姉妹モデルとして「JBL BAR 800MK2」(以下、BAR 800MK2)という新モデルも展示。
いずれも着脱式ワイヤレスリアスピーカーと別体サブウーファーを採用し、構成はBAR 1000MK2が7.1.4ch、BAR 800MK2が7.1chと従来モデルの基本仕様を踏襲するが、BAR 1300MK2と同じ音響技術「MultiBeam 3.0」と「PureVoice 2.0」を搭載しており、音質の向上が図られている。
そのほか、いずれもユニットサイズを見直すなどして全体の出力を向上。同時に本体の厚さは約52mmというシリーズ随一の薄さを実現。大型テレビともスタイリッシュにマッチすると説明している。
濱田氏は、直近の6、7月に発売した「JBL BAR 300MK2」と「JBL BAR 500MK2」と合わせて「2025年のJBLサウンドバーは、非常に充実したラインナップになる」とアピールした。
また、当日会場では未発表のサウンドバー「JBL SB580 All-in-One」が参考展示されていた。既存の「JBL Cinema SB580」が別体サブウーファーを擁するのに対し、本体にサブウーファーを内蔵した一本型モデル。構成は3.1chで、Dolby Atmos対応機種の最エントリーモデルになると説明した。
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