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公開日 2025/08/29 10:00
軽量・コンパクトモデル「GO pod Air」

iFi audio、aptX Lossless対応の完全ワイヤレスBluetoothアダプター「GO pod Max」

編集部 : 伴 修二郎

エミライは、同社取り扱いのイギリス・iFi audioから、完全ワイヤレスBluetoothアダプター「GO pod Max」「GO pod Air」を9月5日(金)より発売する。価格はオープンだが、GO pod Maxが税込99,000円前後、GO pod Airが税込44,880円前後での実売が予想される。


リケーブル可能なイヤホンに装着することで完全ワイヤレスイヤホン化できるBluetoothアダプターの新モデル。aptX Lossless対応によりCD品質の音質をワイヤレスで実現すると謳う「GO pod Max」と、軽量で持ち運びやすく利便性にも重きを置いた「GO pod Air」の2モデルをラインナップする。


aptX Lossless対応の完全ワイヤレスBluetoothアダプター「GO pod Max」



「GO pod Max」


GO pod Maxは、aptX Lossless対応に加えて、JVCケンウッドによるデジタルデータ補完技術「K2HD」に対応。JVCケンウッドがiFi audio向けに再構成した新たなK2パラメータを用いて、各接続デバイスに合わせてカスタマイズされる仕様となっており、K2HDではデジタルスループットを96kHzに復元して「かつて失われていた空間を再現する」と説明する。


SoCにはクアルコム「QCC5181」チップセットを搭載。各レシーバーにはタッチセンサーを内蔵しており、音楽の再生停止や先送り前戻し、通話の応答、音量の調整、SiriやGeminiなどの音声アシスタントの起動をタップ操作で手軽に実行できる。



イヤホン接続イメージ


通話面では、内蔵するデュアルマイクとQualcommのcVcノイズ抑制機能を組み合わせることで、雑踏や通勤中でも雑音を遮断し、非常にクリアな音声を実現するとのこと。


本体はIPX5の防水規格にも準拠することで、突然の豪雨や運動中の汗などでも安心して使用できるとする。連続再生時間は本体のみで7時間、充電ケースと併用で35時間まで駆動する。


充電ケースも前モデルから再設計されており、レシーバーと同様に精密に機械加工したアルミニウムシェルトップにより、洗練された重厚さを醸し出すと謳っている。


また、内部も拡張されたことで、さらに大型の有線イヤホンも容易に収容可能になったという。ほか、内部には4つの高強度UVライトを備え、使用の合間にイヤホンの除菌も行えるという。



ケース収納イメージ


アダプターは接続IEMのインピーダンスを自動検知し、16Ω/32Ω/64Ω/300Ωの中から最適な設定を自動的に選択。


BluetoothはVer.5.4で、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX LL/aptX HD/aptX Adaptive/LHDC(HWA)をサポートする。


本体質量は約24.5g。付属品としてUSB Type-C to Cケーブル、USB Type-C to Aケーブルを同梱。ほか、初回限定版には軽「Go Pod Airキャリングケース」を付属する。


軽量な本体やコンパクトケースを実現した「GO pod Air」



「GO pod Air」


GO pod Airは、各ステージを綿密に設計・最適化した高品質なコンポーネントを惜しみなく投入したHi-Fiアーキテクチャを採用し、兄弟機種と同等のクオリティをより軽量な筐体とケースで実現したとするモデル。手持ちの有線イヤホンを手軽にワイヤレス化できると謳っている。


SoCにはクアルコム「QCC514x」チップセットを搭載し、シーラスロジック製DAC「MasterHIFI」にデータを送信。個別のDAC、アンプステージを設計・最適化することで音質向上を図ったとする。MasterHIFI DACでは、ダイナミックで魅力的なサウンドと最小限のバッテリー消費を実現すると謳う。


通話面では、左右それぞれにマイクを搭載し、クアルコムのcVcノイズ抑制技術により騒がしい環境でもクリアな通話を実現したと説明。周囲の雑音を効果的に抑制し、自身の声だけを相手にしっかりと届けられるとする。


また、本体には多機能タッチパネルを備え、通話の応答や拒否、デバイスの音声アシスタントの起動などがタップ操作で直感的に行える。



イヤホン接続イメージ


連続再生時間は本体のみで約7時間、充電ケースと併用で最大15時間まで駆動。充電ケースは前モデルから40%の軽量化、20%の小型化を実現している。


本体はIPX5規格に準拠するほか、ウォーキングやワークアウト中の誤操作を防ぐタッチコントロール無効機能も搭載している。


GO pod Max同様、アダプターは接続IEMのインピーダンスを自動検知し、16Ω/32Ω/64Ωの中から最適な設定を自動的に選択。この自動調整機能とバランス増幅回路により、低インピーダンスから高インピーダンスの有線イヤホンまで、どのような機種でも最適な駆動力と音質バランスを実現するという。


BluetoothはVer.5.2で、コーデックはSBC/AAC/aptX/aptX HD/aptX Adaptive/LDAC/LHDC(HWA)をサポート。Snapdragon Soundプラットフォームにより、対応Android機器であればLDACで最大990kbps再生、その他のLDAC対応デバイスでは最大660kbpsの再生に対応する。



ケース収納イメージ


イヤーループ部分は取り外しが可能で、MMCX/2pinのもの(いずれも2個1セット)を付属。T2/A2DC/Pentaconn Earコネクターのイヤーループも別売する。本体質量は10g。ほか付属品としてUSB充電ケーブルを同梱する。

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