ニュース
HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
ハイセンス、広色域量子ドット倍速パネル/AI映像エンジン搭載の4K液晶テレビ「U6Rシリーズ」
編集部:成藤正宣ハイセンスジャパンは、広色域量子ドット技術を採用した倍速駆動対応パネルと、AI活用映像エンジンを搭載した4K液晶テレビ “U6Rシリーズ” を、8月下旬より発売する。ラインナップは98型/50型/43型の3モデル。価格はいずれもオープン。
直下型LEDバックライトの光を量子ドットにより変換する広色域量子ドット技術をパネルに採用。一般的な液晶パネルよりも純度の高い色合いを再現でき、特に緑と赤の色表現が大幅に改善したとする。加えて98型のみ、映り込みを低減するアンチグレア表面処理と、より広い角度から鮮やかな画面を楽しめる広視野角シートも搭載している。
映像エンジンは、TVS REGZA社と共同開発したAI活用エンジン「HI-VIEW AIエンジンPRO」を搭載。入力信号やコンテンツの種類に応じて自動的に画質を最適化する「AIシナリオ」をはじめ、映像フレームの1枚1枚に対して高画質化処理を行う「AIピクチャー」、ネット動画特有のノイズ感を抑え精細感を高める「AIバンディングノイズ制御」、スポーツなど動きのすばやい映像、激しい映像を滑らかに表示する「AIクリアモーションPRO」「AIフレームジャダー低減」、白飛びや黒つぶれを抑えた透明感の美しい肌艶を再現する「AI美肌リアリティーPRO」などAIを活用した高画質化機能を装備する。
AIによる4K/HDRアップコンバートにも対応。また「ゲームモードPRO」では144Hz VRR(可変リフレッシュレート)や最少約0.83msの低遅延、ゲーム向けの映像調整メニューを利用可能で、チラつき/カクつきを抑えたレスポンスの良いゲームプレイが楽しめるとしている。
サウンド面では、左右フルレンジスピーカーとサブウーファーの3基から成る「2.1重低音サウンドシステム」を搭載。最大出力は98型で50W、50型/43型で40Wとなり、重低音と臨場感でエンターテインメントを盛り上げる。
立体音響のDolby Atmosをサポートし、さらに音質に対してもAIによる最適化調整が可能。コンテンツに応じて音の広がりや聞き取りやすさを調節したり、リモコン内蔵マイクで測定した部屋の音響にあわせたキャリブレーションを行うことができる。
その他にもEilex社の技術を導入し、番組とコマーシャルとの音量差を減らすオートボリューム、人の声を聞き取りやすくするクリア音声、高い音から低い音まで全ての音声帯域をフラットに整えるVIRフィルター、圧縮によて失われたニュアンスを復元するサウンドリマスターといった高音質化機能を搭載する。
インターフェースには独自のVIDAA OSを採用。電源オンオフ、画面の切り替わりなど操作レスポンスの素早さに優れるとアピールするほか、Bluetooth/赤外線リモコンには日本国内の主要動画配信サービス12社にアクセスできるダイレクトボタンを装備。また手元にリモコンがなくとも、音量/入力切替/コンテンツ検索などを音声入力で操作できる「VIDDA VOICEハンズフリー」に対応。加えてWork with Alexa/Work with Apple Homeもサポートする。
内蔵チューナー数は、BS 4K/110度CS 4Kが2基、BS/110度CS/地デジが3基。USBポートはUSB3.0を1基、USB2.0を1基装備し、外付けHDDを接続しての裏番組録画や2番組同時録画(4K放送を除く)が可能。HDMI入力はHDMI2.1 2基(うち1基がeARC対応)、HDMI2.0 2基を備える。
スタンドを含む外形寸法/質量は、98型が2184W×1989H×480Dmm/50.5kg、50型が1110W×680H×247Dmm/11.5kg、43型が957W×612H×238Dmm/9.2kg。
- トピック
- 液晶テレビ
- HISENSE
- ニュース(ホームシアター関連)