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公開日 2025/08/04 21:01
オンウォール・スピーカーもラインナップ

モニターオーディオ、新エントリースピーカー「Bronze Series 7G」。ドライバーから内部構造まですべて刷新

編集部:岡本雄

ナスペックは、同社取り扱いのMONITOR AUDIO(モニターオーディオ)から、エントリークラスのスピーカーシリーズ「Bronze Series 7G」を825日(月)より発売する。ラインナップとそれぞれの価格は以下の通り(表示はすべて税込)。カラーはシリーズ共通でウォールナット/ブラック/ホワイトの3色。


・フロア型「Bronze 300-7G」253,000円/ペア
・ブックシェルフ型「Bronze 50-7G」99,000円/ペア
・センタースピーカー「Bronze Centre 7G93,500円/1
・オンウォール・スピーカー「Bronze On-Wall 7G88,000円/1
・イネーブルドスピーカー「Bronze AMS-7G99,000円/ペア



モニターオーディオ「Bronze Series 7G


Bronze Series 7Gは、20207月に発売されたエントリークラスの第6世代にあたる「Bronze Series 6G」から、ドライバーやクロスオーバー回路、ポート設計、内部構造に至るまで一新したというスピーカーシリーズ。ブランドが掲げる「Transparent Design Philosophy」の理念のもと、一切の妥協を排して開発されたとアピールしている。


トゥイーター、ミッド、ウーファーすべてに、ブランドを象徴する独自のセラミックコーティング・アルミニウム・マグネシウム(C-CAM)ドライバーを採用。軽量でありながら優れた剛性を持つ素材だとしており、理想的なピストンモーションを実現するという。その結果、振動板に不要な歪みが生じることなく、入力信号に忠実な動作を行うことができると説明している。


トゥイーターユニットには、第6世代から薄さと軽さ、剛性を向上させたという25.4mm C-CAM Goldドームトゥイーターを搭載。新世代の「UD(Uniform Dispersion)ウェーブガイド II」と組み合わせることでタイムアライメントを改善し、低い帯域でのクロスオーバー周波数設定を実現。音の指向性が向上したとしている。


さらに、新設計のコンプレッションリングを実装して歪みを抑制したほか、通気孔構造も新しく設計しており、2 - 3kHの帯域での音圧レベルを向上。高音量でも精緻な再生を可能にしたという。



トゥイーターには、新世代「UD(Uniform Dispersion)ウェーブガイド II」や、新設計のコンプレッションリング、通気孔を搭載することで音質向上を図る


ミッドには、152.4mm C-CAMドライバーを採用。本シリーズでは、大型マグネットを導入することで、高い電力処理能力と高感度の両立を図っている。また、ボイスコイルも大口径のものを採用することで、広いダイナミックレンジ再生でも正確な制御が可能だと説明している。


ウーファー(※フロア型のBronze 300 7Gのみ搭載)には、152.4mm C-CAMドライバーを搭載。コーンの下に高性能な磁気回路を内包することで、応答性、俊敏性、駆動力の向上を図っている。


さらに、「プログレッシブ・スパイダー構造」という内部構造を新たに採用。振動板の動きをより正確かつ一定に保ち、音の忠実度を高めているという。


また、ボイスコイル径は、第6世代では25mmだったところ、本シリーズでは28.5mmに拡張。これによって、高い出力性能を明瞭な低音再生を可能にしたとのこと。


クロスオーバー回路も新たに設計。「システム全体の音響性能を最大化する」を設計理念として掲げ、高品質なコンポーネントを厳選。可聴周波数全体にわたり、細部までクリアで正確なサウンドを実現するとしている。



クロスオーバー回路も刷新。高品質なコンポーネントを厳選して採用している


Bronze 300-7G


25.4mmC-CAM Goldドームトゥイーター×1基、152.4mmC-CAMバスミッドドライバー×2基を搭載した2.5ウェイ・バスレフ型のフロアスタンディング機。


周波数特性は34Hz - 30kHzで、クロスオーバー周波数が0.47kHz2.6kHz、感度が88dB2.83Vrms1m)、インピーダンスは8Ω。 外形寸法は269W×1,005H×392Dmmで、質量が15.6kg


付属のアウトリガーフィートも第6世代から刷新。新しく高さ調整機能を備え、手間をかけずに水平設置ができるとしている。


また、カーペットといった柔らかい床用のスパイクとフローリングやタイルの床に対応したラバーフィートの2種類を同梱しており、環境に応じて安定した設置ができるとのこと。


Bronze 300-7G

Bronze 50-7G


25.4mmC-CAM Goldドームトゥイーター×1基、152.4mmC-CAMバスミッドドライバー×1基を搭載する2ウェイ・バスレフ型のブックシェルフ機。


周波数特性は41Hz - 30kHzで、クロスオーバー周波数が3.0kHz、感度が86dB2.83Vrms1m)、インピーダンスが 外形寸法は185W×335H×328Dmmで、質量は6.4kg。


Bronze 50-7G

Bronze Centre-7G


25.4mmC-CAM Goldドームトゥイーター×1基、152.4mmC-CAMバスミッドドライバー×2基を搭載する2ウェイ・密閉型のセンタースピーカー。


周波数特性は50Hz - 30kHzで、クロスオーバー周波数が2.7kHz、感度が88dB2.83Vrms1m)、インピーダンスは8Ω。外形寸法は500W×205H×229Dmmで、質量が8.1kg



Bronze Centre 7G


Bronze On-Wall 7G


25.4mmC-CAM Goldドームトゥイーター×1基、152.4mmC-CAMバスミッドドライバー×2基を搭載する2ウェイ・バスレフ型のオンウォールスピーカー。


周波数特性は42Hz - 30kHzで、クロスオーバー周波数は3.0kHz、感度が88dB2.83Vrms1m)、インピーダンスが8Ω。外形寸法は300W×465H×135Dmmで、質量は7.0kg


On-Wallは、ステレオ再生とサラウンド用途の両方に対応。スリムな筐体と壁掛け対応デザインで、あらゆる空間に美しく溶け込みながら、明瞭で没入感のあるサウンドを提供するとアピールしている。



Bronze On-Wall 7G


Bronze AMS-7G


25.4mmC-CAM Goldドームトゥイーター×1基、152.4mmC-CAMバスミッドドライバー×2基を搭載する2ウェイ・密閉型のイネーブルドスピーカー。


周波数特性は83Hz - 30kHzで、クロスオーバー周波数は4.8kHz、感度が86dB2.83Vrms1m)、インピーダンスが8Ω。外形寸法は185W×173H×302Dmmで、質量は3.1kg



Bronze AMS-7G

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