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公開日 2025/07/12 16:14
NICEHCK、BQEYZ、SIMGOTの新製品も出展

【ポタフェス】iFi Audio、イヤホンTWS化アダプター「GO pod」の新モデル/MOONDROP×TAGO STUDIOコラボイヤホンも登場

編集部:杉山康介

ポータブルオーディオの祭典「ポタフェス 2025夏 秋葉原」が、本日7月12日(土)、明日13日(日)の2日間にわたり、秋葉原のベルサール秋葉原にて開催されている。本稿では、エミライ、水月雨(MOONDROP)、4Leaf、スターズフュージョン、ペンタコンブースの模様を紹介する。


FIIO新ヘッドホンアンプやiFi Audio「GO pod」新モデルなど登場


エミライは同社取扱ブランドの最新製品を多数ひっさげて登場。FIIOからはヘッドホンアンプ/DACの「K13 R2R」「K15」などを本邦初公開している。K13 R2Rは「K7」の後継にあたるモデルで、完全差動補完型24bit R2R抵抗アレイや、NOS/OSデュアルモード自由切替機能などを搭載。発売日や価格は現時点で未定だという。



K13 R2R


K15は「K9」の後継機で、AKM製「AK4497S」2基やディスクリート構成クラスAB三極管増幅イヤホン回路、超低位相ノイズフェムト秒クリスタルオシレーター2基などを搭載したヘッドホンアンプ/DAC。こちらも発売日や価格は未定だが、海外でのメーカー想定価格は549.99ドルとのことだ。



K15


また、第2世代14.5mmインイヤー平面磁界型ドライバーを搭載したイヤホン「FP3」のUSB-C端子バージョン「FP3 TC」も本邦初お披露目。昨今はUSB-Cイヤホンが増えてきているが、その中でも平面磁界ドライバー搭載というユニークな立ち位置の製品と言えるだろう。海外でのメーカー想定価格は99.99ドル。



FP3 TC


さらに来週に発売を控えた106mm平面磁界ドライバー搭載ヘッドホン「FT7」や、エントリーDAP「M21」専用のカセットプレーヤー風ケースなども出展。見た目だけでなく操作も物理ボタンのみと “あえて” カセットプレーヤーの不便さを再現するケースだが、量販店などではなかなか見ることもできないため、気になる方はぜひブースに足を運んでみてほしい。




FT7



M21 feat.カセットプレーヤー風ケース



また、カジュアルラインのサブブランド・Snowskyからは無垢材シェル採用のポータブルヘッドホンアンプ「MELODY」や、コンパクトなポータブルスピーカー「ANYWHERE」、カセットプレーヤー風UIのエントリーDAP「ECHO MINI」、Y2Kデザインのワイヤレスヘッドホン「ANYTIME」が登場。



Snowsky MELODY


そしてiFi Audioからは、イヤホンを完全ワイヤレス化するBluetoothアダプター新製品「GO pod Air」「GO pod Max」の2機種を出展。GO pod Airは従来機「GO pod」の機能を踏襲しつつ本体軽量化やケースのコンパクト化、低価格化を実現したというモデルで、詳細な発売日と価格は未定だが、海外メーカー想定価格は249ドルだという。



GO pod Air


GO pod Maxはその名の通りアップグレードモデルで、SoCをGo podの「QCC5144」から上位グレードの「QCC5181」に変更し、aptX LosslessやK2HDにも対応。ボディもアルミ製となったほか、ケース容積も大きくなっているとのこと。こちらも発売日、価格ともに未定だが、海外メーカー想定価格は599ドルだという。



GO pod Max


なお、GO pod Maxの発売時は、初回特典としてGO pod Airのコンパクトなファブリックケースを一緒にプレゼントするキャンペーンを予定しているそうだ。



GO pod Airケース外観


もうひとつ、iFi Audioのアクセサリー系サブブランド・SilentPowerより「USB iPurifier Pro」もお披露目された。同社「iSilencer」「iDefender」「iGalvanic」3製品の機能を統合し、ガルバニック絶縁、アクティブノイズキャンセレーション、グラウンドループ除去を一体化した、「ノイズを100分の1にできる」という驚異的なプロダクトだ。こちらも発売日、価格は現時点で未定。



USB iPurifier Pro


MOONDROP × TAGO STUDIOコラボイヤホンお披露目


水月雨(MOONDROP)もさまざまな新製品を出展。ヘッドホンでは次世代50mmダイナミックドライバー搭載の「HORIZON」と、100mm平面駆動型ドライバー搭載機「PARA」の後継となる「PARA2」が登場。どちらも8月ごろの発売を予定しており、価格はHORIZONが2万円台、PARA2が5万円台を見込んでいるとのことだ。





HORIZON



PARA2



完全ワイヤレスイヤホンではデザイン性からも人気の高い「SPACE TRAVEL」の後継「SPACE TRAVEL 2」を出展。13mm大口径ドライバーとベリリウムコーティング振動板を採用、35dBノイズキャンセリングやAI通話補正、低遅延ゲームモードなども搭載したモデルだという。こちらも8月ごろの発売予定で、価格は5,000円台になるそうだ。



SPACE TRAVEL 2


さらにTAGO STUDIOとの初コラボイヤホン「HARMON-SP」も披露されている。同社の3DDイヤホン「HARMON」をベースにしつつ、ハウジングをアルミ合金からTAGO同様の楽器用メイプルへと変更。チューニングも新たに行い、よりハーマンカーブに近い音質にしてあるとのこと。展示された製品自体は完成版だったが、現在量産中のため発売日や価格はまだ未定とのこと。



HARMON-SP


NICEHCK「Rockies」、BQEYZ「Winter 2」など最新機が参考出展


4Leafは、NICEHCKブランドの最新イヤホン「Rockies」を参考出展している。1DD+2BA+2ESTのトライブリッドモデルで、価格は税込79,800円。近日中に発売される予定だという。



Rockies


さらにBQEYZの新製品「WInter 2」も参考出展。12mmDDとピエゾ骨伝導ドライバーのハイブリッド型で、既存の「Winter」からチューニングを変更。内部パーツを日本製にするなど全体的にアップグレードを施したモデルだそう。発売は「早くても1ヶ月後」で、価格は税込53,000円。



Winter 2


SIMGOTのイヤホン「ET142」、ヘッドホン「EP5」登場


スターズフュージョンは、SIMGOTブランドの12.5mm平面駆動ドライバー+圧電セラミックドライバーのハイブリッド型イヤホン「ET142」や、50mmドライバーと多層複合振動板を搭載した密閉型ヘッドホン「EP5」を出展。




ET142



EP5



どちらのモデルも今月末から来月頭ごろの発売を見込んでおり、価格はET142が5万円程度、EP5が1万円程度を予定しているとのことだ。


金属コアイヤピ「COREIR」、slofloイヤホン「MS001GM」など展示


ペンタコンからは金属コア内蔵イヤーピース「COREIR」や、その完全ワイヤレス版「COREIR mini」などが登場。ちょうど1ペア版の小型パッケージが発売されたばかりということで、試してみるのに絶好の機会となっている。



COREIR


また、同社が取り扱いを予定しているslofloブランドのイヤホン「MS001GM」も参考出展。10.2mm径の独自開発ダイナミックドライバーを搭載したモデルで、発売日や価格などは現時点で未定とのこと。



slofloブランドの「MS001GM」も参考出展




NOBUNAGA Labsはイントラコンカ型イヤホン「鶯」の新色ゴールドをお披露目



TAGO STUDIOは「T3-01」を始めとした各種ラインナップを展示


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