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AZLA&qdc、コラボ設計のハイエンドゲーミングイヤホン第2弾「ERINYS II」
編集部:成藤正宣アユートは、同社取り扱いブランドAZLA(アズラ)とqdc(キューディーシー)が共同開発した、限定生産のハイエンドゲーミングイヤホン「ERINYS II(エリネス・ツー)」を、5月3日(土)より発売する。価格は49,500円(税込)。
2022年に発売した「ERINYS」に続き、AZLAとqdc、両ブランドのサウンドエンジニアがコラボレーションしたインイヤーモニター(IEM)タイプのゲーミングイヤホン。前モデルのコンセプトを受け継ぎ、AZLAが追求する “空間表現” と、qdcの “繊細なサウンドと表現力” とを両立。その上で、音質やデザインをブラッシュアップしたという。
ドライバーユニットは、高性能な10mmダイナミックドライバーとBAドライバーを1基ずつ搭載したハイブリッド構成。各ドライバーが程よくシンクロするよう設計し、各帯域の表現において理想的なトーンバランスを実現したとする。
滑らかで自然な高音域を表現するための「フィボナッチフィルター」も採用。加えて、左右それぞれのユニットを最先端の設備にて測定しつつ、位相特性と定位感の最適化を図った。これらのチューニングにより、FPSゲームではこだわりの空間表現、銃声のリアルな描写や足音の方向などを明瞭に感じ取れるとアピール。また業務用のライブモニターとしても優れたパフォーマンスを発揮すると謳っている。
デザインはqdcのノウハウを活かした人間工学に基づくシェル形状を採用し、快適なフィット感を実現。フェイスプレートはAZLAの考える「音楽の持つ想像力と美しさ」をイメージし、高級感のある自然石を加工して製造した。
qdc独自の2pinコネクターによりケーブル着脱に対応。2種類のケーブルが付属しており、プラグ部分を着脱交換できる「3in1マルチプラグ」仕様のものと、独自のweavingシールド技術により信号干渉を防いだインラインリモコンマイク仕様が用意される。どちらも導体には銀メッキOFCを採用、長さは約1.2m。
さらに、DAC内蔵のUSB Type-C to 3.5mmアダプターも付属。ケーブルと同様に銀メッキOFC導体やweavingシールド技術を採用しており、PCM 384kHz/32bitまでの再生やインラインマイクからの音声入力に対応する。
イヤーピースは、低刺激の医療用シリコンを採用したAZLA「SednaEarfit SE1500」と、体温で柔らかく変形する熱可塑性エラストマー製の「SednaEarfit XELASTIC II」がそれぞれ6サイズずつ(SS/S/MS/M/ML/L)同梱。ほか、ハウジング保護ポーチ、ロゴ入りキャリングポーチなどが付属する。
再生周波数帯域は10Hz - 20kHz、インピーダンスは18Ω、感度は100dB SPL/mW(@1kHz)。