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音茶楽、“付帯音ゼロ” 目指した拭き漆仕上げイヤホン「Flat4-楓零」
編集部 : 伴 修二郎音茶楽は、独自の音響技術と木工房・オークヴィレッジの匠の技を融合させたイヤホン「Flat4-楓零(KAEDE ZERO)」を、フジヤエービックにて数量限定で発売する。価格は132,000円(税込)。
2019年に発売されたオークヴィレッジとのコラボイヤホン「Flat4-楓III」をベースに、「付帯音 “ZERO” を目指して開発した」と謳うモデル。10mmのダイナミックドライバー2基を向かい合わせに配置し、位相補正チューブを用いて6kHz付近の共振を抑えることで音質向上を促す独自設計「ツイン・イコライズド・エレメント方式」を引き続き採用している。
本モデルでは、新たにリアキャビネット内に自然素材系高性能吸音材を配置し、2つのドライバーユニットの相互干渉を削減することで不要な付帯音を削減。加えて、フロントのスクリーンを音響抵抗のごく低いメッシュタイプとすることで、振動系と鼓膜の間に直列に入る抵抗成分が減少し、高音域が伸びて低音域のレスポンスも改善したと説明する。
また、イヤーピースには「SpinFit NEO」(SS/S/M/L/LLサイズ)を新たに採用することで、低音域から超高音域まで余すことなくスムーズに再生すると謳っている。
そのほかの仕様についてはベースモデルを踏襲。センターキャビネットは黒色拭き漆塗の削り出し楓無垢材を採用し、上部に配置された位相補正チューブは黒漆仕上げ。各ドライバーユニットには、軽量かつ強度の高いCNF(セルロースナノファイバー)を採用したタンジェンシャルレス振動板を搭載することで、歪み感の少ないクリーンな中高域を実現するという。
ボイスコイルには特殊CCAW線を採用することで400mWの高耐入力を実現している。ケーブル長は1.2m(Y型)で、プラグは金メッキ仕様の3.5mmステレオミニを備える。
周波数特性は3.5Hz - 45kHz、インピーダンスは18Ω、本体質量は約17g。ほか付属品として、収納箱(楓&桐無垢材)、クロスなどを同梱する。
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