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公開日 2025/02/28 18:02
独自の平面磁界テクノロジーを投入

Audeze「LCD-2」「LCD-3」が国内再登場。ブランドを象徴する平面磁界ヘッドホン

編集部:成藤正宣

完実電気は、同社が取り扱うAudeze(オーデジー)ブランドから、開放型/オーバーイヤータイプの平面磁界ヘッドホン「LCD-2」「LCD-3」2モデルを発売した。同社直販サイトでの税込販売価格は以下のとおり。


「LCD-2」:193,600円
「LCD-3」:363,000円




LCD-2



LCD-3



 


LCD-2は2009年、LCD-3は2011年にそれぞれ発売された平面磁界ヘッドホン。国内では一旦取り扱いを終了していたが、国外では改良を重ねつつ販売が継続されていた。この度国内ファンからの要望に応え、アップデートされたモデルを再販する運びとなっている。


両モデルとも106mm口径の平面磁界ドライバーを搭載し、非常に薄型の振動板や、サウンドの指向性や空気の流れを制御する「Fazorウェーブガイドテクノロジー」などの独自技術を投入。通気性の高いサスペンションヘッドバンドやイヤーパッドにより装着感も向上させているほか、ハウジングにはそれぞれ異なる木材から作られたウッドリングを装着する。


LCD-2は、温かみのある豊かな中音域、深みと力強さを秘めた低音域が特徴というモデル。ハウジングのウッドリングには、剛性に優れギターボディなどにも用いられるパドゥク材を採用。米カリフォルニアのAudeze本社工場にて製造される。



ハウジングに赤褐色のパドゥク材を使用


 


再生周波数帯域は10Hz - 50kHz、インピーダンスは70Ω、感度は103dB/1mW。推奨入力レベルは250mW以上。本体質量は595g。4pin XLRケーブル(1.9m)、4pin XLR - 6.3mm変換アダプター、6.3mm - 3.5mm変換アダプター、トラベルケースなどが付属する。


LCD-3は、卓越した解像度と圧倒的な音場の広がりを備えるとする上位モデル。平面磁界ドライバーはインピーダンス110Ωで設計され、高品質なヘッドホンアンプと組み合わせることで最高の音質を発揮すると謳っている。ハウジングのウッドリングには、木目と色調を精密に合わせたゼブラウッドを採用。熟練職人の手で一点一点ていねいにハンドメイドされ、独特の風格と高級感を加えているとのこと。



高品位なヘッドフォンアンプと組み合わせることを前提にした上位モデル


 


再生周波数帯域は10Hz - 50kHz、感度は101dB/1mW。推奨入力レベルは250mW以上。本体質量は635g。4pin XLRケーブル(1.9m)、4pin XLR - 6.3mm変換アダプター、6.3mm - 3.5mm変換アダプター、トラベルケースなどが付属する。

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