トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2022/07/01 16:00
低域の感度に優れた「OBCドライバー」

Unique Melody、新開発の骨伝導ドライバーを搭載したハイブリッドIEM 「MEXT」

編集部:押野 由宇
ミックスウェーブは、Unique Melodyのクアッドハイブリッド型IEM 「MEXT (メクスト)」 のユニバーサルモデルを7月2日から、カスタムIEMモデルを7月8日から発売する。価格はユニバーサルモデルの市場想定売価が税込172,000円前後、カスタムIEMは税込197,900円。

「MEXT」

ダイナミックとバランスド・アーマチュアドライバーに加え、骨伝導ドライバーを組み込んだクアッドハイブリッド・ドライバー構成が特徴。2022年4月に開催された「春のヘッドフォン祭 2022 mini」で披露されたモデルの正式な発売が決定した格好だ。

Unique Melodyでは同じくクアッドハイブリッド型の「MESTシリーズ」を展開しているが、MEXTには新開発されたコイルタイプの骨伝導ドライバー「OBC」を搭載している。OBCは高磁力ネオジム磁石と高靭性振動鋼板、高純度銅コイルで構成されており、MESTシリーズに搭載され、再生周波数が広く優れた圧電セラミックスと比べて、OBCは振動数が大きく、低域の感度に優れており、スムーズな音の表現と豊かな響きが特徴だという。

内部の構造イメージ

低域にはこのOBCを1基とダイナミックドライバーを1基、中域と高域にバランスド・アーマチュアドライバーを各2基の計6ドライバーを搭載することで、他にはない独特な音の響きと滑らかで優しいサウンドを実現したとしている。

またイヤホン内部の耳の骨に近い部分にOBCを配置することで、音の振動をダイレクトに伝えられるよう設計。イヤホンの振動や、長時間の装着でも疲労感を抑えられるよう、イヤホンの筐体を可能な限り小型化するなど、カスタムIE製造のノウハウと人間工学に基づいた設計で快適な装着性を追求している。

OBCドライバーは耳に近い部分に配置される

再生周波数特性は20Hz - 23kHz、入力感度は108dB。インピーダンスは16Ω。ケーブルにはOBCのサウンドとの相性を考慮し、OFCH銅を採用した「UM Copper M1 Custom Cable」を付属する。イヤホン端子はカスタム2ピン、入力端子は3.5mmミニとなる。

イヤーチップはシリコンタイプのオリジナルイヤーチップのほか、「AZLA SednaEarfit XELASTEC」をSS/MS/Mサイズで同梱。また、韓国Dignis社が手掛けるオリジナルレザーケースも付属品として用意している。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
2 2023年後期朝ドラ『ブギウギ』の総集編放送。GW期間中にNHK総合とBSプレミアム4Kで
3 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
4 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
5 女子プロゴルフ「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」、5/2からの放送・配信予定
6 英・コード製プリメインアンプの実力恐るべし!「Ultima Integrated」をB&W「800 D4シリーズ」で徹底検証
7 【moraアニソンTOP10】本当に令和? 「ツバサ」「Get Wild」がまさかのランクイン!
8 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
9 Dolby Vision&Atmosでゴジラの圧倒的迫力と世界屈指のVFXを堪能!4K UHD BD版『ゴジラ-1.0』徹底レビュー
10 (nb)の耳を塞がないイヤホン「Open+」、発売日が5/17に決定。割引キャンペーンも
5/2 10:40 更新

WEB