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公開日 2022/04/21 16:00
今後も新たなミックス音源も公開予定

Apple Music、空間オーディオ対応DJミックスを提供開始。ジェフ・ミルズ/Boiler Roomミックス音源も配信

編集部:伴 修二郎
Apple Musicは、本日4月21日よりドルビーアトモスによる空間オーディオ対応のDJミックスの提供を開始。ジェフ・ミルズのミックス音源、および15種のBoiler Room音源を配信開始した。

Apple Musicが空間オーディオ対応のDJミックス音源の提供を開始

同社は昨年秋、DJミックスに使用される楽曲に関与する全てのクリエイターを適切に識別し、支払いを実現する新プログラムを開始。それを受けて今回の空間オーディオ対応は、同社のDJミックスへの取り組みにとって次なるステージを示すものだとアピールする。

今回の空間オーディオ対応によって、世界中のDJとプロデューサーを紹介する「One Mixシリーズ」がリニューアル公開。デトロイト・テクノの先駆者であるDJ/プロデューサーのジェフ・ミルズが、宇宙からインスパイアされたという約1時間のミックス音源が配信開始された。

本ミックスは、主宰レーベルのAxis Records/Escape Velocityからの楽曲を中心に構成され、ドルビーアトモスによる空間オーディオにてミキシングが行われている。なお、今後も新たなDJ陣による空間オーディオ対応のミックス音源が追加される予定だ。

また、世界中のクラブ、および音楽フェスティバルやレイブで収録されたBoiler Roomミックス音源も初公開。The Blessed Madonna、Boyz Noize、India Jordan、Ash Lauryn、HAAiなどの全15セットが公開されており、今後は「Live From」を含め、年間を通じて追加公開していく予定としている。

本件に関して、Apple Musicのダンス・エレクトロニックミュージック部門グローバルヘッドのスティーブン・キャンベルは、「ユーザーとクリエイターの双方から空間オーディオに対する反応は素晴らしく、この革新的なサウンドをさらに広げていくことに興奮しています」「ジェフ・ミルズに初の空間オーディオ対応One Mixを手掛けていただき光栄です。彼は世代の象徴であり、真のテクノの先駆者であり、私たちが夢見た以上の次元にコンセプトを引き上げてくれました」とコメントした。

また、Boiler Roomの最高執行責任者であるTerry Weerasingheは、「Boiler Roomは、Apple Musicと協力し、空間オーディオで録音されミックスされたDJミックスシリーズを提供できることを誇りに思います」「アンダーグラウンドなエレクトロニックアーティストに焦点を当てたミックス音源は、まるで実際にクラブで聴いているかのような没入型のサウンド環境を作り出します」とコメントしている。

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