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公開日 2022/03/14 15:26
広色域モード/高速モードを搭載

BenQ、キューブ型ボディのゲーミング4K UHDプロジェクター「X3000i」

編集部:成藤 正宣
ベンキュージャパンは、ゲーミングプロジェクターの新シリーズ“Xシリーズ”の第1弾製品として、4K UHDモデル「X3000i」を3月30日より発売する。価格はオープンだが、市場では税込287,000円前後での実売が想定される。

「X3000i」

“最高のゲーミング環境をつくる”をコンセプトに新たに立ち上げた“Xシリーズ”の第1弾製品。赤/緑/青/青の4色で構成される4LED光源を採用し、3,000ANSIルーメンの高輝度を実現。約60 - 180インチの投影が可能で、照明のある比較的明るい環境の視聴にも対応できると謳っている。

映像入力としてHDMI 2.0bを2系統(1系統はeARC対応)備えており、PlayStation 5やXbox Series Xなど家庭用ゲーム機との接続では最大4K/60Hzまたは1080p/120Hzに対応。HDR10およびHLGもサポートするほか、さらにPCとの接続では1080p/240Hzまでの動作に対応する。

「広色域機能」を有効にすることで、DCI-P3 100%をカバーする豊かな色彩の映像を投影することができ、特に赤色/緑色が格段に鮮やかな美しいグラフィックでゲームが楽しめるとしている。また、「高速モード」を有効にした場合は入力遅延を低減する事が可能。1080p/240Hz動作時で4.16msの応答速度を実現できるという。

オーディオ面では、5WのtreVoloスピーカーを2基内蔵。シーンに合わせて音の定位やディテールを最適化するという音響技術の「Bongiovi DPS」に加え、ゲームジャンルに応じて映像/音声を調整できる「ゲームモード」も採用する。

ほか、投影距離の調節に役立つ1.3倍ズーム機能、自動垂直/手動水平の台形補正機能を搭載。給電用USB-Aポート1基、光デジタル出力1基、3.5mmオーディオ出力1基を内蔵する。OSはAndroid 9.0を採用し、Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n/ac、Blueotoothはv4.2をサポートする。外形寸法は272W×207H×259Dmm、質量は約6.6kg。

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