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公開日 2021/06/23 17:10
R-2Rラダー型抵抗ベースのマザーボード「R01」搭載

Cayin、新ハイレゾDAP「N6ii-Ti R-2R チタニウム・リミテッドエディション」

編集部:小野佳希
コペックジャパンは、Cayinブランドのポータブルオーディオプレーヤー「Cayin N6ii-Ti R-2R チタニウム・リミテッドエディション」を7月3日に発売する。また、同機にプリインストールしているオーディオマザーボード「R01」の単品販売も行う。両者とも本日6月23日から予約受付を開始しており、価格は「N6ii-Ti R-2R」が237,930円、「R01」が77,770円(ともに税込)。

Cayin N6ii-Ti R-2R チタニウム・リミテッドエディション

N6ii-Ti R-2R チタニウム・リミテッドエディションは、オーディオ基板が交換できるハイレゾプレーヤー「N6ii」の特別仕様モデル。専用のチタニウムボディ、および真鍮に24KゴールドのPVDコーティングをしたボタンを採用し、 マッチドペアされたR-2Rラダー型抵抗をベースに開発されたR01オーディオマザーボードを搭載している。

オーディオマザーボード「R01」

優れた温度耐性と腐食耐性を持ち合わせるというTA2純チタンを使用。フレームをCNC加工することで、チタニウムの強度と柔軟性を保つよう配慮している。また、ファインサンドブラスト加工によって金属疲労に強く、グリップ力を向上させることも狙っている。そして、前述のように、ボリュームコントロールと再生ボタンは真鍮に24KゴールドのPVDコーティングを施している。

ディスクリートの24Bit R-2Rラダー型抵抗ネットワークを採用。長期にわたる研究とテストの結果、 R抵抗器として5.1kΩを採用し、2Rの抵抗器は10.2kΩで、これを特注品で実現させている。また、24ビットのR-2Rデコーダを実現するために、極めて高い精度を実現し、温度変化に対しても安定しているという超薄フィルム抵抗器を選定したという。

また、R-2R回路の基準電源には、左右のチャネルともに低ノイズ・高出力だというLDOリニアレギュレーターを採用。これによって24ビットR-2Rデコードの精度を確保したとしている。

イヤホン端子は、従来から引き続き3.5mmシングルエンドと4.4mmバランス端子を装備。OSにはカスタムAndroid 8.1採用し、Google Playもプリインストールしている。内蔵ストレージ容量は64GBで、外部記録媒体として最大1TBまでのMicroSDカードが使用できる。

楽曲フォーマットは最大DSD256(DSD 11.2MHz)まで対応。Wi-FiやBluetoothにも対応しい、BluetoothはSBC/AAC/aptX/LDACコーデックに対応している。

バッテリー容量は5,900mAh。3.5mm端子使用時で最大12.5時間、4.4mm使用時で最大11時間再生が可能(オーディオマザーボード「R01」使用時)。

外形寸法は121x70x21mm(ボリュームノブを除く)で、質量が約349g(R01オーディオマザーボード含む)。純正レザーケースやType-C USBケーブル、4.4mm - 2.5mmバランスアダプターなどが付属する。

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