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公開日 2018/10/16 18:18
コミックレンタル等の取り扱いが拡大傾向

CDレンタルの店舗数、ピーク時の約1/3に。レコード協会調査

編集部:小野佳希
日本レコード協会は、毎年行っている「CDレンタル店調査」の2018年度版の調査結果を公表。CDレンタルの店舗数がピーク時の約33%にまで減少していることなどを明かした。

CDレンタル点数と開業・閉店の推移

CDレンタルの店舗数は、1989年末の6,213店をピークに減少しており、今年は前年比6.5%減の2,043店となった。これは、1989年末と比較すると33%の水準となる。

店舗面積は前年比3.2%増の932平方メートル。総店舗面積のうち、CDレンタルは横ばいで、DVDレンタルは2.1%増の325平方メートルと微増した。その他は前年比4.4%増の529平方メートルとなり、「書籍・コミックのレンタル・販売等のサービスの拡大傾向が続いていることが窺える」としている。

レンタル用CDの在庫状況は、シングルが増加、アルバムが減少し、全体では微減となった。シングルの1店舗当たりの平均在庫数は、1,225枚と前年比9.9%増加したが、アルバムの平均在庫数は、19,007枚と前年比3.8%減少した。その結果、1店舗当たりのレンタルCD平均在庫数は、前年比3.0%減の20,232枚となった。

レンタル用ビデオの在庫数は、DVDの在庫数が微増し、前年比0.2%増の60,228枚となった。ビデオテープのレンタルも、一部の店舗で引き続き継続中だという。

調査方式は店舗規模・業態を勘案したサンプル調査。今年は全国911店(全店2,043店:2018年6月末現在)の訪店調査を行ったという。

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