トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2017/02/24 17:54
IMAGICA ティーヴィも買収

WOWOWがアクトビラ買収。次世代に向けIPサイマル放送など強化

編集部:風間雄介

(株)WOWOWは、(株)アクトビラの株式75.71%を取得し、子会社化する。アクトビラが行う第三者割当増資を引き受ける。

これまでアクトビラの主要株主だったパナソニック(株)とソニーネットワークコミュニケーションズ(株)が、3月31日付けで株式をWOWOWに売却する。それに加えて第三者割当増資をWOWOWが引き受け、グループ会社化する。

異動後の持ち株比率は、WOWOWが75.71%、パナソニックが9.23%、ソニーネットワークコミュニケーションズが7.29%、そしてソニーグループとシャープ、東芝、日立コンシューマ・マーケティングがそれぞれ1.94%ずつを持ち合う格好となる。

WOWOWは、4K/8K化やスマートTVなど事業環境の変化を捉えるため、「VISION 2020」という中期経営ビジョンを掲げ、2020年に向けて総合エンターテインメント・メディア企業になることを掲げている。アクトビラを子会社化することで、アクトビラのテレビメーカーとの良好な関係やIP映像配信のノウハウと、WOWOWの有料放送事業者としての運営ノウハウを融合。IPサイマル放送を含めた、テレビ向けの新たな映像配信サービス事業の展開を目指す。

一方アクトビラも、これまで行ってきたVOD事業や企業向け事業は引き続き継続するとアナウンス。

またWOWOWの子会社になることで、大画面テレビで映像を楽しむユーザーに対し、安心と信頼をベースにしたIP放送サービスのプラットフォーム提供ができると期待感を表明している。

さらに、これまでの株主やその関係会社との事業面での良好な関係は維持され、アクトビラの運営に協力してもらう予定とも述べている。

IMAGICA ティーヴィも子会社化

WOWOWはさらに、(株)IMAGICA ティーヴィの株式を(株)イマジカ・ロボット ホールディングスから取得し、子会社化する。

IMAGICA ティーヴィは衛星放送やCATV、IPTVで「イマジカ BS・映画」チャンネルや「歌謡ポップスチャンネル」を提供。ホテルや法人向けの映像配信事業を行っている。

今回の子会社化によりWOWOWは、良質なコンテンツの制作力とプロデュース力を高め、メディアとしてのチャンネル価値とブランド価値を高めるとしている。

またIMAGICA ティーヴィ側では、WOWOWの子会社になることで、映画調達に関わるノウハウ強化、制作費や編成費の効率化などのシナジー効果が見込まれるとしている。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
2 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
3 「キャリブレーション」で4Kテレビの真価を引き出す!有機ELと液晶モデルで実践してみた結果
4 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信
5 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
6 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
7 ソニー、4スピーカーで立体音響を実現するシアターシステム「HT-A9M2」。新スピーカーで高音質化
8 コンパクトでハイコスパ、そして音が良い! Kanto Audio「YU2」がデスクでのスピーカー再生を楽しくする
9 明るく低遅延な4Kプロジェクター「X300G」がゲームプレイに最適!映像モードもゲームジャンルに最適化
10 クリプトン、内部配線材と吸音材を強化したピアノ仕上げ・密閉型スピーカー「KX-0.5P II」。バイワイヤリングも対応
5/1 11:17 更新

WEB