フォステクス、チタン振動板トゥイーターとHR振動板ウーファー搭載の2ウェイスピーカー「GX160BJ」
PHILE WEB編集部フォステクスは、新開発のチタン振動板トウイーターを採用した16cm 2ウェイスピーカーシステム「GX160BJ」を2026年4月上旬に発売する。価格は192,500円(税込)/1本。
同社が長年培ってきたプロ用リファレンスモニターの思想を継承する、新開発のチタン振動板トゥイーターと独自のHR振動板ウーファーを組み合わせた2ウェイスピーカーシステム。“GXシリーズ”の最新モデルに位置付けられる。2ウェイの理想を追求して徹底したチューニングを施し、音楽の核心まで緻密に描く高忠実再生を目指したとしている。
高域には新開発1インチのリッジドームチタン振動板を採用するドームトゥイーター「FT36TD」を搭載する。リッジドーム形状は、ボイスコイルからドーム頂点までの距離を一定にしないことで共振を分散し、金属振動板ならではの高速レスポンスを確保しながらカラーレーションの原因となる固有共振の分散を図るという。
チタン振動板とボイスコイルボビンは特性の異なる2種類の接着剤で接合し、ショートタイプのボイスコイルや銀メッキ銀銅合金のティンセルワイヤー、ポリエステル製不織布によるキャビティ内の音響調整も採用する。
低域には16cmウーファー「FW168HR」を搭載する。HR(HP ROTATION)振動板は、HP形状に円周方向の回転を加えることで、軽量かつ高剛性としながら分割振動による共振の分散も図る独自形状。振動板材料は木材パルプと非木材パルプを組み合わせたベース材に、超高弾性カーボン・ファイバーやPBO、セルガイヤパルプなどを加えたハイブリッド構成とし、ポールピースへの銅キャップ配置やUDRタンジェンシャル形状エッジも取り入れている。
エンクロージャーは国内生産で、MDFをベースにオレフィン系化粧シート仕上げの積層合板材を貼り合わせた複合構造を採用する。初代「GX100」から続く基本理念を踏襲し、バッフル板は20.5mm厚、天地左右側板は17.5mm厚、裏板は14.5mm厚とすることで、適度な剛性と自然な振動減衰、響きのバランスを整えた。
再生周波数帯域は45Hz - 42kHz(-10dB)、出力音圧レベルは85dB/W(1m)、インピーダンスは8Ω、最大許容入力は100W、クロスオーバー周波数は1,500Hz。グリルを含んだ外形寸法は250W×368H×339Dmm、質量は10.8kg。