Eversolo、SFPポートやIIS出力搭載のストリーミングトランスポート「T8」
編集部:原田郁未ブライトーンは、同社が取り扱うEversoloブランドのストリーミングトランスポート「Eversolo T8」の予約受付を開始した。価格は税込297,000円で、正式販売は12月10日(水)に開始を予定する。
なお、現在世界各国にて注文が大幅に増えている影響で、納期は6週間程度とのこと。これを受けて、2026年1月31日(土)までは予約販売キャンペーンとして、税込286,000円にて販売を行う。
Apple MusicやAmazon Music、Qobuzなど複数のストリーミングサービスへシームレスにアクセスし、D/Aコンバーターやプリメインアンプへ高品位にデジタル出力できるトランスポート。
同ブランドが培ってきた高いストリーミング性能と直感的な操作性を継承しつつ、光通信により電磁干渉を効果的に遮断できるSFPネットワークポートを搭載する点が特徴のひとつ(接続に必要なSFPモジュールは別売)。同時にWi-Fi 6にも対応し、ワイヤレスでも安定かつ効率的なオーディオ伝送を実現するとしている。なお、Wi-Fi接続を使用しない場合は、Wi-Fiモジュールへの電源供給を完全に遮断することも可能だ。
デジタル出力端子はUSB、光、同軸、AES/EBUを備え、さらに8種類のピン配列をサポートするIIS出力も搭載。各出力には独自のアイソレーション構造を施し、ノイズと歪みを効果的に低減した、限り無く忠実なオーディオ信号を伝送可能だとする。ほか、低ノイズで安定した電源供給を実現する超静音リニア電源、ピュアなデジタル処理のための超高精度フェムト秒クロックなども装備した。
ソフトウェアには、Eversolo独自のオペレーティングシステム「EOS」を採用。緻密な音質調整が行える10バンドPEQをはじめ、室内の音響特性に合わせてサウンドを補正する「evotune」チューニング機能、音楽コレクションをスマートに整理できる「多次元ライブラリ管理」、ストリーミングの音源とローカル音源を織り交ぜて再生できるクロスプラットフォーム対応プレイリスト、グローバル検索、ギャップレス再生など多彩な機能を統合しており、快適な音楽再生環境を提供すると謳っている。
筐体はアルミ削り出しによるデザインで、6型のタッチディスプレイを搭載。インターフェースはテーマカラーのカスタマイズに対応し、インテリアに調和する外観と先進機能を両立したとする。RAMは4GB、ストレージは64GBを内蔵。最大16TB(8TB×2)の別売SSD増設にも対応する。外形寸法は315W×88H×230Dmm、質量は4.5kg。
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