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公開日 2025/09/05 12:05
ノイマンのモニタースピーカー7.1.4chにて構成

日本工学院に、イマーシブオーディオのためのデモルームを構築。教育と製品デモに活用

編集部:筑井真奈

日本工学院専門学校 蒲田キャンパスに、Neumann(ノイマン)のスピーカーシステム “KHシリーズ” によるドルビーアトモス対応のイマーシブ・デモルームが新たにオープンした。ノイマンを取り扱うゼンハイザージャパンと日本工学院との協業にて誕生した、国内最大規模のノイマン製品のデモルームとなっている。



日本工学院内に、ノイマンのスピーカーを活用したイマーシブ・オーディオのデモルームを設置


日本工学院6号館5Fにあるデモルームには、ノイマンの最新DSP内蔵モニタースピーカー(アクティブスピーカー)とサブウーファーによる7.1.4chシステムを設置。日本国内で初めて、ノイマンのモニタースピーカーをフルデジタル環境で組んだ事例となる。


L/C/R/サイド/リアサイドには「KH 150 AES67」を7台、ハイトスピーカーにはひと回り小さな「KH 120 AES67」を4台、さらにフロント側に2台のサブウーファー「KH 750 AES67」にて構成されている。


このほかにも、ステレオコンテンツ再生用として、ラージモニター「KH 420」を2台と、デスク上のニアフィールドモニター「KH 310」を2台を設置。イマーシブオーディオとステレオ、双方のコンテンツの学習や制作に活用できる。



ステレオ再生用のラージモニターも設置


このデモルームは、日​本工学院専​門学校 副校長である我妻拓氏の強い熱意によって実現したもの。日本工学院は、ITエ​ンジニアリ​ング技術系​のカリキュ​ラムと学習​環境が充実しており、音楽・映像制作に関わるプロのクリエイターを多く輩出してきた。このデモルームについて、「普段は学生の実習に使用され、必要​に応じてド​ルビーアト​モスによる​イマーシブ​オーディオ​のデモンス​トレーショ​ンやイベン​トにも活用​します」と説明。



学生向けの教育プログラムに加え、製品デモにも活用される


さらに、「ドルビーアトモスによるイマーシブオーディオは音響・音楽の世界で新たな価値観を創造できる革新的な技術​です。2チ​ャンネルの​ステレオ環​境よりも圧​倒的に多様​なことを表​現できる可​能性に満ち​ています。​若い学生た​ちが各々の​発想力を自​由に膨らま​せながら、​アイデアを​具現化する​ために役立​ててもらえ​ることを期​待していま​す」と語っている。



 

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