ワットソン・オーディオ、初のステレオパワーアンプ「Madison Amplifier」。CHプレシジョンの技術投入
筑井真奈ゼファンは、同社が取り扱うスイス ワットソン・オーディオより、小型のステレオパワーアンプ「Madison Amplifier」を発売する。価格は1,485,000円(税込)。
ワットソン・オーディオは、小型ネットワークプレーヤーやトランスポートなどを展開してきたブランド。2019年にアレキサンドレ・ラバンシー氏によって設立され、2024年よりはCHプレシジョンの傘下にある。Madison Amplifierは初のパワーアンプとなる。
開発にはCHプレシジョンの設計陣が加わっており、回路トポロジーや電源部別筐体のツインシャーシ設計などハイエンドオーディオの手法で設計。クラスAB回路の低フィードバック設計となっており、完全シンメトリックのディスクリート構成を採用。出力ステージは、チャンネルごとに厳選された高出力バイポーラトランジスタのペアとなる。
入力端子は、RCAとXLRの各1系統を装備。Madison Amplfierは単体で50Wのステレオアンプとなるが、背面のスイッチ切り替えることで、2台使用によるバイアンプモードやモノラルモードも選択可能。将来のスピーカーアップグレードに合わせて、パフォーマンスを長く維持し、柔軟にシステムを発展させていくことができるとしている。
シャーシは頑丈なアルミ削り出して、優れたシールド性と機械安定性を実現。またリサイクルされたアルミニウムの端材を活用するなど、スイス国内にてサステナブルな方法で生産されている。またシンメトリックDCコンバーターを採用した別筐体の電源部は高度にフィルタリングされており、安定した電流供給を実現。
サイズは216W×300D×87Hmm、質量は6kg。36VDC 350Wの外部電源が付属する。入力インピーダンスは100kΩ、出力は50W×2(8Ω)、75W×2(4Ω)となっている。
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