REVIVAL AUDIO、3ウェイ・スタンドマウント型スピーカー「ATALANTE 7 Evo」。ブランド初のBSCウーファー搭載
筑井真奈エレクトリは、同社が取り扱うフランス・REVIVAL AUDIO(リバイバルオーディオ)より、3ウェイ・スタンドマウント型スピーカー「ATALANTE 7 Evo」を発売する。ATALANTEシリーズのトップモデルとなり、価格はスタンド込みで1,980,000円(ペア・税込)。
REVIVAL AUDIOとして初となる15インチのBSC(Basalt Sandwich Construction)ウーファーを搭載。玄武岩から作られるバサルト繊維によるサンドイッチ構造となっており、剛性が高く軽量で、優れたヤング率を有していると説明。10mmの振幅を持つ大口径3ボイスコイルにより、パワーハンドリングとトランジェントを向上させている。
トゥイーターとミッドレンジは特許取得済みの「Anti Resonance Inner Dome」(ARID技術)を採用。トゥイーターは28mm口径のテトロン(ポリエステル繊維)によるソフト・ドーム。ネオジム・マグネットを採用し、アルミニウムのバックチャンバーが設けられている。
ミッドレンジは75mm口径のソフトドームで、デュアルサスペンションシステムにより歪みを低減。アルミニウム製のバックチャンバーとTri-Zone共鳴制御により、内部の共鳴を最小限に抑えている。
クロスオーバーは高品質の空芯コイルで、内部配線はVan den HulのSkylineを採用。クロスオーバー周波数は340Hz、2.25kHz。オール・パス・フィルタートポロジーにより、音響位相の一致を強化、精密な定位感と臨場感のあるサウンドステージを実現するとしている。
特徴的なウェーブガイドを持ったフロントバスレフとなっており、これによって空気の流れをコントロール。「AeroVex」アルミニウム・フランジにより、ポートノイズの低減と低域のパフォーマンスの最大化を実現している。
スタンドは専用設計となっており、堅牢で振動を遮断する構造を採用。またキャビネットとスタンドの間にはデカップリングスパイクが設けられている。
サイズは820H×456W×480Dmm(本体のみ)、1160H×456W×480Dmm(スタンド含む)。質量は54.6kg(本体のみ)、67kg(スタンド含む)。周波数特性は23Hz-24kHz、感度は90dB/2.83V/1m、公称インピーダンスは6Ω、推奨パワーは30-300Wとなっている。仕上げはウォルナット&エボニーとなっている。
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