トップページへ戻る

ニュース

HOME > ニュース > オーディオニュース

公開日 2024/09/30 11:23
バイアンプ/ブリッジ接続も可能

アキュフェーズ、純A級ステレオパワーアンプ「A-48S」。定格出力やS/Nを向上

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
アキュフェーズ(ACCUPHASE)は、純A級ステレオパワーアンプ「A-48S」を10月に発売する。価格は880,000円(税込)。

ACCUPHASE「A-48S」

2019年に発売したステレオパワーアンプ「A-48」に上位機種の設計テクノロジーを投入し、出力/音質に磨きをかけたモデル。電力増幅段には、パワーMOSFETによる6パラレル・プッシュプルのA級動作を採用し、定格出力は50W/8Ω、100W/4Ωを実現する(A-48は45W/8Ω、90W/4Ω)。

A-48Sの電力増幅部

A-48より大型化・高効率化した新規設計のトロイダルトランスと、68,000μFの大容量フィルターコンデンサを搭載。出力段前のドライバー段も強化しており、低インピーダンスのスピーカーも理想的に駆動できるとする。

新設計の大型トロイダルトランス

大容量フィルターコンデンサ

低雑音の入力アンプと大電流出力のパワーアンプを組み合わせて「インスツルメンテーション・アンプ」構成を採用。入力素子にはJFETを採用した新規設計で、信号入力段を含めたパワーアンプ全体でフルバランス伝送を実現する。S/Nは118dBと、A-48の117dBから1dB向上している。

スピーカーターミナルは基板に直付けする

ダンピングファクターは1000と、こちらもA-48の800から特性を向上。基板直付けスピーカー端子の採用や、スピーカー端子直近からNFBをかけることで、端子位置での出力電圧を理想的に制御する。またパワーアンプの電源配線や出力配線を最短化し、信号入力部がトランスのリーケージフラックスの影響を受けにくい構造としている。

A-48Sの内部構造の俯瞰図

トッププレートは高級感のあるヘアライン仕上げで、操作部全体を大型化し、低重心で力強いデザインに変更。また以上検出機能も搭載されており、過電流を検出すると出力リレーを切断し、アンプ本体を保護する機能も備わっている。

A-48Sの背面端子

フロントには高感度針式パワーメーターを搭載。サイズは465W×211H×464Dmm、質量は34.8kg。バランスXLR、アンバランスRCA入力に対応する。また2台使用でバイアンプ接続やブリッジ接続が可能で、背面スイッチで切り替えができる。

関連リンク

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新

WEB