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公開日 2024/07/09 22:18
電源部とコントロール部を分離した2筐体式

エソテリック、旗艦フォノイコライザー「Grandioso E1」をTIASにて参考出品。光カートリッジにも対応

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
ESOTERIC(エソテリック)は、同社のフラグシップラインGrandiosoシリーズ初のフォノイコライザー「Grandioso E1」を、7月26日から開催される「東京インターナショナルオーディオショウ」にて参考出品すると発表した。

フラグシップフォノイコライザー「Grandioso E1」を予告

エソテリックが2022年、ブランド初のアナログプレーヤー「Grandioso T1」を発売したことを受け、同モデルと組み合わせるフォノイコライザーが待望されていた。Grandioso E1は同社のフラグシップのフォノイコライザーとなり、「アナログ再生のルネッサンスと呼ぶにふさわしい技術革新により、今までにないリスニング体験」を提供するとしている。

振動やノイズの原因となる電源部、コントロール部、ディスプレイ部を別筐体に分離した2筐体式となっており、MM/MC入力に加えて、DS AUDIOが展開する「光カートリッジ」(RCA入力)にも対応。光カートリッジには専用の独立した回路が設けられている。

またMCカートリッジが発電した「電流」をそのまま受け取る独自のカレント入力バランス端子(XLR)を3系統搭載。カートリッジのコイルで発電される信号を負荷抵抗で受け、電圧に変換する一般的な方式に比べ、信号のロスが極めて少なく、負荷抵抗のマッチングを気にする必要がないとする。

電圧入力専用のRCA端子も装備。使用するカートリッジに合わせて負荷抵抗(MCカートリッジ)、負荷容量(MMカートリッジ)を選択可能で、入力信号は直後に増幅・バランス化され、後段のフルバランス回路に入力される。

各種イコライザーカーブに対応しており、RIAAカーブのほか、Columbia、Decca、NAB、Teldec、AESなどの代表的なEQカーブを選択可能。

出力バッファーアンプは、フラグシッププリアンプ「Grandioso C1X」を踏襲、2,000V/μsというスルーレートを誇る「ESOTERIC-HCLD(High Current Line Driver)」を一つの信号ラインに対してパラレル構成で搭載している。

セパレート型の電源部は、内部で4系統(右チャンネル/左チャンネル/光カートリッジ用/コントロール回路)を独立させ、本体とは3本の専用DCケーブルで接続される。電源を4系統に独立させることで、「回路間の相互干渉を防ぎ、E1のピュアで力強い再生能力を支える」としている。

東京インターナショナルオーディオショウは、7月26日(金)から3日間、東京・有楽町の国際フォーラムで開催される。エソテリックのブースはガラス棟の6F【G602】。入場には公式サイトからの事前予約が必要となる。

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