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公開日 2024/01/22 12:50
1月27日(土)にも追加開催決定

オーディオ・ノート試聴室にて「オイロダイン」を聴く会開催。現代機にはない魅力を味わう

ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
日本の真空管アンプブランド、AUDIO NOTE(オーディオ・ノート)の試聴室にて、ドイツのヴィンテージスピーカー「オイロダイン」を楽しむ会が開催された。

オーディオ・ノートの試聴室にてオイロダインを楽しむイベントが開催

オイロダインはドイツ・シーメンス社のスピーカーで、かつては映画館などに使われていた。このスピーカーは、オーナーの中江清さんが45年ほど前にドイツから入手したもので、オイロダインの第九世代目に当たるものだという。日本国内で4枚の板を井桁に組み合わせた平面バッフルを作成し、きちんと再生できるようメンテナンスをしているという。

オイロダインの所有者の中江さん。45年前に入手したスピーカーを今も大切にメンテナンスして使い続けているという

中江さんによると、オイロダインはセッティングも含めて鳴らし切るのがなかなか難しいスピーカーだというが、「現代スピーカーにはない魅力を見つけてほしい」とイベントの目的を語る。

再生はオーディオ・ノートのアナログプレーヤー「GINGA」を使用し、中江さんの所有するレコードを、クラシックからジャズ、ロックまで幅広く再生していく。

オーディオ・ノートの「GINGA」、フォノイコライザーは「GE-10」、プリアンプは「GE-1000」を組みあわせ

オープニングは『スター・ウォーズ』のテーマからスタート。さすが映画館で使われていただけのことはあり、音がまっすぐに飛び出してくる。中域の厚みもさることながら、発声の切れ味は流石のもので、スパンスパンと小気味よく刻むリズム感が心地よい。

スピーカーを後ろから見たところ

中江さんも、オイロダインの魅力はやはり「声」にある、と力説する。ビートルズの「LET IT BE」は、これまで人生で何度も聴いてきた曲であるにも関わらず、ジョン・レノンとポール・マッカートニーそれぞれの声の個性が際立ち、新鮮な気持ちで聴き通してしまう。

名録音と名高いイーグルスの1980年のライヴ盤から「ホテル・カリフォルニア」も再生。ドラムスのドンドン!という深み、ギターのストロークによる和音のハーモニーはこれまで聴いたことがないほどに滋味豊かで、全身にエネルギーが染み渡るよう。

中江さんも、「パワーアンプにはオーディオ・ノートのKagura 2を使用していますが、アンプにエネルギー感があるからこそこれだけの音が引き出せるのではないかと思います」と満足の様子。

パワーアンプには211をパラシングルで使用する「Kagura 2」を組み合わせ

当初は1月20日(土)と21日(日)のみの開催予定であったが、好評を受け1月27日(土)にも追加で開催が決定した。こちらは13時から15時までの間、フリータイムでの試聴となっている。関心のある方はオーディオ・ノートのウェブフォームから申し込みの上、ぜひ足を運んで欲しい。

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