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公開日 2023/03/10 07:00
レコードブームで針の生産量は4-5倍に

幸せへの祈りを込めて「レコード針供養」開催。認知広がり使用済み針は年々増加

季刊・analog編集部
(株)ナガオカトレーディングは、 “レコード針の日” にあたる3月9日、埼玉県秩父市にある音楽寺で「レコード針供養」を実施した。

レコード針供養が行われた埼玉県・秩父の「音楽寺」。写真の左は「音楽寺」の総代、原島 久さん。右は(株)ナガオカトレーディングの代表取締役である長岡香江氏を始めとした同社のスタッフ

「良い音を奏でてくれているレコード針に感謝し、針を交換することの重要性や、レコードを良い音で聴く習慣のきっかけ作り」に執り行われているこの供養。同社の創立80周年を機に、2020年(令和2年)より復活。4回目を迎える今回は、春の訪れを感じさせるような暖かさのなか、昨年以上に多くのレコード針が集まった。

一般ユーザーから募った使用済のレコード針。レコードの世界的ブームの影響もあり昨年以上のレコード針が集まった

「世界的なレコードブームのなかで、レコード針の生産量も昨年比で4〜5倍に増えています。そういった影響やSNSなどでも告知も認知されてきた結果として、供養のためにお送りいただく針も増えてきているのだと思います」とナガオカトレーディングの執行役員・営業部長である西武 司氏は語る。

供養を終えたあとは例年通り、住職によるレコード針にちなんだ説法が行われた。今年は昨今の世界情勢の不安などもふまえながら、中国北宋時代の戴益の詩句「探春」を引用し、「幸せは遠くにあるものではなく、自分たちの身のまわりに存在しているものです。レコード針もその役目をまっとうして音楽を奏でることで、誰かにひと時の幸せを提供しているはずです」と語る。

住職に供養をお願いする(株)ナガオカトレーディングの西武司氏

実際にお経をあげて、お焼香も焚かれる

住職の説法の中では、「音楽を聴く行為は、たとえそれが悲しい曲であっても、気持ちを下げることはない」という作曲家、團 伊玖磨さんの言葉も印象的であった。

最後にナガオカトレーディングの代表取締役 長岡香江氏が「幸せをもたらすレコード針に対して、これからも感謝の気持ちを忘れることなく、生産を続けていきます」と結び、今年の「レコード針供養」も無事に終えることができた。

供養のあとには住職からレコード針がもたらす幸せについて語っていただいた

秩父札所23番であるここ音楽寺の様子も毎年少しずつ変わってきている。供養が執り行われる寺務所内には「寺ピアノ」が置かれ、参拝者の方々も自由に演奏することができるようになるなど、お寺の名前にちなみ、音楽にまつわる様々な催しも充実してきている。

音楽寺の総代、原島久さんはピアノ演奏の趣味もあり、当日はご自身の作曲による演奏も披露してくれた。

寺務所内に置かれた「寺ピアノ」。音楽寺の総代、原島久さんが自ら作曲のピアノ演奏を披露

さらに秋には “旅するチョウ” アサギマダラが飛来することでも知られており、昨年は50頭あまりがやってきて、多い日は100人以上の参拝者が訪れたという。

様々な音楽関係のアーティストが参拝に訪れる

音楽に関わるすべての方々の祈願とともにさらに楽しむことのできる寺院をぜひとも訪ねてみてはいかがだろうか。

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